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NYの視点:米地区連銀経済報告:速やかな追加利下げの必要性見られず、市場は1月据え置き確実視

*08:08JST NYの視点:米地区連銀経済報告:速やかな追加利下げの必要性見られず、市場は1月据え置き確実視
米連邦準備制度理事会(FRB)は1月5日までの情報をもとにリッチモンド連銀によりまとめられた地区連銀経済報告を公表した。その中で、12地区のうち8地区が経済活動がわずかないし緩慢なペースで拡大したことが報告された。3地区は変わらず。1地区は減速を報告した。ホリデーシーズンの消費が成長をけん引したと指摘されている。特に、高所得層による高級製品や旅行などの強い消費が続いた一方、低所得層は価格に敏感になり、支出を減らす傾向が示されるなど、状況は分かれた。

注目の雇用状況は引き続き横ばい。新規雇用と同時に、従業員解雇も控えられたことが報告された。賃金の伸びは緩やかで、パンデミック依然の水準に戻りつつある。企業は引き続き高技術者を見つけるのが困難だと指摘。物価は広範にわたり緩やかな上昇が報告された。

インフレは引き続き最大の懸念となっており関税のコストを今まで支払っていた企業は、販売価格に反映し始めた傾向も明らかになった。そのほか、企業は保険料や光熱費の上昇などに言及していることも報告された。将来の活動見通しはわずか緩慢な成長予想で緩やかに楽観的。

内容から連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げを急ぐ必要性は現状で見当たらず。米短期金融市場での1月連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利下げ確率は1割にも満たず、利下げ見送りがほぼ確実視されている。ドルも当面下げ止まる可能性がある。

◆米地区連銀経済報告
●経済活動
わずかないし緩慢なペースで拡大
●将来活動の見通し
ゆるやかに楽観的」
●雇用
全地区でほぼ変わらず」
●物価
「大半の地区で緩やかに加速」



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