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NYの視点:米12月FOMCでの利下げの可能性は5分5分との見方強まる

*07:50JST NYの視点:米12月FOMCでの利下げの可能性は5分5分との見方強まる
連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で市場予想通り政策金利(フェデラルファンドFF金利の誘導目標)を0.25%引き下げ3.75-4.00%に決定した。ミラン理事は0.5%の利下げを主張し反対票に投じた一方、シュミッド米カンザスシティ連銀総裁は政策据え置きを主張し反対票に投じ、10対2での決定となった。また、12月1日に保有資産縮小を終了すると発表。

パウエル議長は会合後の会見で、今会合での利下げが前回同様「リスクマネジメントの論拠に値する」と説明した。さらに、今回の会合で、当局者の強い見解の相違が見られたことも明らかにした。注目の12月FOMCでの利下げを巡り「既定の結論から程遠い」と主張した。数人が「一歩下がりたい」との姿勢を示したことにも言及。

リスクでは、短期的にインフレリスクは上方、雇用リスクは下方との見方は変わらず。経済は緩やかに成長を続けており、労働市場の弱さが加速している証拠が見られず安定していると見ている。一方で、インフレはいくらかまだ高止まりと指摘している。

議長はまた、政府機関閉鎖でデータが限定的となる中、雇用関連では、州別の失業保険申請件数データなどを参考。物価データはプライススタッツとアドビを参照していることを明らかにした。

議長発言を受け、12月FOMCでの利下げの可能性は5分5分との見方が強まった。市場の12月FOMCでの利下げ確率は100%近くから69%まで低下し、ドルの買戻しにつながった。

◇12月利下げ観測後退要因
●パウエルFRB議長「労働市場の見通し安定」「労働市場の弱さが加速している証拠見られない、INDEEDの求人件数は過去4週間安定している」「数人が「一歩下がりたい」との姿勢」「インフレ依然高止まり」




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