フィスコニュース


イクヨ、ラクスル、クラウディアなど
2024/10/02 15:40

<3607> クラウディア 353 -29大幅反落。前日に24年8月期決算を発表。営業利益は3.4億円で前期比38.3%減となり、従来予想の6億円を大きく下回った。M&A実施による販管費の増加が収益の下振れ要因となった。第3四半期累計では8.5億円、前年同期比5.9%増と増益を確保しただけに、想定外の大幅下振れ着地と。25年8月期は4.5億円で同31.7%の大幅増益見通しだが、従前の前期予想を大幅に下回る水準。

<9793> ダイセキ 3645 -115大幅反落。前日に上半期の決算を発表、営業利益は73.3億円で前年同期比5.4%減となり、従来予想の67億円は上回る着地になっている。ただ、第1四半期実績から上振れは想定線、減益率は第1四半期の同0.7%減から拡大しており、ネガティブな反応が先行する形に。通期予想の140億円、前期比5.5%減は据え置いている。昨年の大口案件の反動もあって、ダイセキ環境ソリューションが大幅な減益となる形に。

<7273> イクヨ 3035 +256大幅反発。中国の大手建設機械メーカーである徐州工程機械集団輸出入(XCMG)、及び坂垣と、日本におけるEV建設機械の販売及びメンテナンス事業に関する合弁事業を運営していくと発表している。8月に新設した子会社イクヨトレーディングがXCMG及び坂垣に対して第三者割当増資を実施する。合弁会社への出資比率は、板垣が30.02%、XCMGが5.00%となるようだ。

<5726> 大阪チタ 2719 +177大幅続伸。イランによるイスラエルへの弾道ミサイル発射など、中東情勢の一段の緊迫化を映して、防衛関連の一角として関心が高まっているもようだ。米国市場でも、RTXやノースロップ・グラマン、ボーイングなど防衛関連が買われている。スポンジチタンは戦闘機やヘリコプター、戦車など防衛関連分野で用途が広いとされており、中期的な需要の高まりが意識される状況にも。

<6981> 村田製 2778.5 -114大幅反落。新スマートフォン「iPhone16」の売れ行きが伸び悩んでいると伝わった。一部アナリストによると、予約販売開始直後の週末に売れた16シリーズは、前年同時期の
「15」シリーズに比べ販売台数が12%以上減少しているもよう。とりわけ、値段の高い
「16 Pro」の販売が大幅な下振れのようだ。これを受け、米アップル株は前日の米国市場で約3%下落しており、国内アップル関連銘柄にも影響が強まった。

<4384> ラクスル 1181 -118大幅続落。SBI証券では投資判断を「買い」から「中立」に、目標株価も1600円から1400円に引き下げた。オーガニック成長率に関してやや物足りなさを感じているとし、M&Aによって断続的に成長率が加速する場面はあろうが、そうした不確定要素を織り込まなければ、強気な投資判断の継続は難しいと判断のもよう。とりわけ、印刷・ソリューション領域の成長が物足りない印象とし、再加速を待ちたいとしている。

<9069> センコーHD 1276 +31逆行高。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断「オーバーウェイト」を継続し、目標株価を1590円に引き上げている。物流事業の見通しを引き上げ、業績予想を上方修正しているもよう。25年3月期営業利益は370億円を予想、会社計画340億円を上回るとみている。子会社ランテックが提供する「フレッシュ便」の競合優位性が料金改定を後押しし、料金改定効果は想定以上と捉えているようだ。

<5631> 日製鋼所 5393 -20ほぼいってこい。ジェフリーズ証券では投資判断「バイ」を継続し、目標株価を5000円から6200円に引き上げたもよう。日本の防衛・軍事産業は、石破内閣の最大の受益者になるとしているほか、中期的には、米欧における原発の拡大が業績の伸びを牽引するとみているようだ。同業他社と比較してバリュエーションは相対的に低位とも判断しているもよう。ただ、全般安に引きずられる形で、軟調な展開に。

<7965> 象印マホービン 1673 +46大幅反発。前日に第3四半期の決算を発表している。累計営業利益は44.8億円で前年同期比6.5%増、上半期実績の同2.4%減から増益に転じる形となっている。6-8月期は不需要期であるものの、営業損益は1.1億円の黒字と前年同期2.7億円の赤字から黒字に転じている。為替の円安は引き続きマイナス要因となっているが、炊飯ジャーの売上好調などで粗利益率が改善しているようだ。

<1605> INPEX 2058.5 +87大幅続伸。NY原油相場が上昇、WTI先物11月限は2.44%高で通常取引を終了しており、本日は同社など石油関連に買いが優勢となっている。イランがイスラエルに向けて弾道ミサイルを発射したと発表、今後はイスラエルによる報復なども想定される状況となっている。産油国であるイランの直接関与を受け、今後の原油供給混乱の可能性などが懸念される展開となっているようだ。



<ST>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2024/10/31 15:00 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,662 銘柄
1,330 銘柄   売り
 
 
 
6501 日立製作所 売り転換
9433 KDDI 売り転換
7741 HOYA 買い転換
4502 武田薬品工業 売り転換
4578 大塚H 買い転換



注目コラムランキング

 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS