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アドバンテストの動向がセンチメントを明るくさせる

*08:40JST アドバンテストの動向がセンチメントを明るくさせる
 29日の日本株市場はこう着感が強まりそうだが、アドバンテスト<6857>など半導体株の底堅さを見極めながらの押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。28日の米国市場は、NYダウが12ドル高、ナスダックは40ポイント高だった。米連邦公開市場委員会(FOMC)では、予想通り政策金利が据え置かれたが、市場の反応は限られていた。エヌビディアは中国当局が同社のAI向けの半導体「H200」の輸入を承認したと伝わり上昇。他のハイテク株への支援材料になった。シカゴ日経225先物は大阪比15円安の53685円。円相場は1ドル=153円40銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から小動きで始まろう。日経225先物はナイトセッションで買いが先行したものの、その後53200円まで売られる場面もあった。ただ、終盤にかけて買い戻されていた。米国では取引終了後に決算を発表したマイクロソフトが時間外取引で売られており、センチメントを冷ます可能性はある。一方で、国内では昨夕決算を発表したアドバンテストがADR(米預託証券)で大きく買われている。連日で高値を更新するなかで、決算評価でギャップアップとなれば売り方の買い戻しの動きも強まり、日経平均株価を牽引することになろう。

 昨日の日経平均株価は500円あまり下落する場面もみられたが、その後は指数インパクトの大きい値がさハイテク株の上昇を受けて切り返し、一時53500円台を回復する場面もあった。ボリンジャーバンドの+1σ(53650円)が射程に入るなかで、同バンドを突破してくるようだと、先物主導で上へのバイアスが強まる可能性はありそうだ。また、為替市場では前日に1ドル=152円台前半と円高に振れていたが、現在は153円台半ばと落ち着いており、輸出関連株などの買い戻す動きも意識されそうである。

 指数インパクトの大きい値がさハイテク株がダレてくるようだと、次第にこう着感が強まることになろうが、高市政権に対する政策期待から高市銘柄の循環物色は続こう。そのほか、決算を手掛かりとした個別物色が活発になりやすく、昨夕発表したところでは、アドバンテストのほか、オキサイド<6521>、MORESCO<5018>、NTTDIM<3850>、GMO-FH<7177>、応用技術<4356>、KOA<6999>などの動向が注目されよう。



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