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業績面を手掛かりとした見直しの動き

*08:55JST 業績面を手掛かりとした見直しの動き
 13日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まりそうだが、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。12日の米国市場は、NYダウが140ドル安、ナスダックは35ポイント高だった。イランによるイスラエル報復攻撃が差し迫っている可能性が報じられ、地政学的リスクを警戒したした売りが重荷となった。また、重要インフレ指標の発表を控えた調整売りも入った。一方で、値ごろ感からエヌビディアなど、半導体株の一角には買戻しの動きが強まり、ナスダック指数は3日続伸。シカゴ日経225先物清算値は大阪比495円高の35545円。円相場は1ドル147円10銭台で推移している。

 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まりそうだ。中東の地政学リスクの高まりが重荷となるが、米半導体株が買われた流れを引き継ぐ格好から、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均を下支えすることになりそうだ。
また、日経平均株価は5日の急落以降はリバウンド基調を継続している。値動きの荒い状況ではあるが、ヘッジファンドのロングポジション解消の動きは一巡したとみられるなか、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。

 日経平均株価は先週のリバウンドにより、5日の急落部分およびマド埋めを完了している。短期的には一巡感が意識されやすいところであるが、週足では35089円~35909円のマド埋めを試す展開に向かわせそうである。35000円水準での値固めの動きから、52週線が位置する36000円辺りが次のターゲットとなりそうである。また、決算発表シーズンの中での今回の急落により、業績面を無視したイレギュラーな下落となっていた。決算発表がピークを通過したことから、改めて業績面を手掛かりとした見直しの動きに向かわせやすいだろう。

 物色としては指数インパクトの大きい値がさハイテク株のほか、9日の引け後に決算を発表したところでは、日本郵政<6178>、T&DHD<8795>、四国電力<9507>、小田急<9007>、コニカミノルタ<4902>、三越伊勢丹<3099>、名鉄<9048>、スクエニHD<9684>、ミライトワン<1417>、DOWA<5714>などが注目される。そのほか、地政学リスクへの警戒から、資源株などに短期資金が向かいやすいだろう。



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2024/09/18 15:00 現在

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買い   668 銘柄
1,864 銘柄   売り
 
 
 
8035 東京エレクトロン 買い転換
9022 東海旅客鉄道 売り転換
4307 野村総合研究所 売り転換
9843 ニトリH 売り転換
4716 日本オラクル 売り転換



 
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