フィスコニュース


日経平均は7日続落、ドル140円台突入で後場一段安の展開に
2024/09/11 15:30

*15:30JST 日経平均は7日続落、ドル140円台突入で後場一段安の展開に
10日の米国市場はまちまち。ダウ平均は92.63ドル安(-0.23%)の40736.96ドル、ナスダックは141.28ポイント高(+0.84%)の17025.88、S&P500は24.47ポイント高
(+0.45%)の5495.52で取引を終了した。ソフトランディング期待を受けた買いが続き、寄り付き後、上昇。しかし、金融セクターの下落や原油価格の下落でエネルギーセクターが弱く、ダウは下落に転じ終日売られた。長期金利低下でハイテクは終日堅調に推移しまちまちで終了。

米国株は高安まちまちも、為替の円高推移が嫌気されて、東京市場は売り優勢で取引を開始した。日経平均は36000円台を割り込んだ後は35800円水準で下げ渋ったが、中川順子日銀審議委員が今後の利上げを示唆したことで、為替は1ドル140円台と円高が加速。自動車株など輸出関連銘柄などが後場一段安となり、日経平均は9月9日の安値水準である35200円台まで下げ幅を拡大する場面が見られた。

大引けの日経平均は前日比539.39円安(-1.49%)の35619.77円となった。東証プライム市場の売買高は19億3972万株。売買代金は4兆1993億円。全業種が下落するなか、鉱業、石油・石炭製品、不動産業、輸送用機器、水産・農林業の下げが目立った。東証プライム市場の値上がり銘柄は6.3%、対して値下がり銘柄は92.7%となっている。

日経平均採用銘柄では、原油価格の下落を受けて、INPEX<1605>、出光興産<5019>、ENEOSホールディングス<5020>と資源関連の一角が売られたほか、為替の円高進行が嫌気されて、三菱自<7211>、SUBARU<7270>、日産自<7201>、いすゞ自<7202>、日野自<7205>など自動車株もさえない。このほか、東急不動産HD<3289>、サッポロHD<2501>、アマダ<6113>、川崎重工<7012>などが売られた。

一方、国内証券会社が目標株価を引き上げたことから富士通<6702>が上昇し年初来
高値を更新したほか、ナスダック上昇を受けてレーザーテック<6920>がなんとかプラス圏で取引を終えた。このほか、ヤマトHD<9064>、エーザイ<4523>、協和キリン<
4151>、ソフトバンクグループ<9984>、小松製作所<6301>などが買われた。


<FA>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2024/09/18 15:00 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   668 銘柄
1,864 銘柄   売り
 
 
 
8035 東京エレクトロン 買い転換
9022 東海旅客鉄道 売り転換
4307 野村総合研究所 売り転換
9843 ニトリH 売り転換
4716 日本オラクル 売り転換



 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS