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東証グロ－ス指数は8日続伸、米長期金利の上昇一服で安心感
2025/05/20 16:44
*16:44JST 東証グロ－ス指数は8日続伸、米長期金利の上昇一服で安心感
東証グロース市場指数 920.47 ＋8.17／出来高 2億5680万株／売買代金 2230億円東証グロース市場250指数 722.92 ＋6.25／出来高 1億3527万株／売買代金 1843億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって8日続伸。値上がり銘柄数は282、値下がり銘柄数は294、変わらずは34。
前日19日の米株式市場でダウ平均は3日続伸。格付け会社ムーディーズによる米国債の信用格付け引き下げが株価の重しとなった。一方、国債相場が反発し金利が低下に転じると安心感から買いが強まり、相場はプラス圏を回復した。
今日のグロ－ス市場は底堅い展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.77％安となった。昨日の米株式市場で主要3指数（ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500）が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が上昇した後に低下に向かったことが新興市場で安心感となった。さらに、今後行われる見込みの日米財務相会談や、関税を巡る3回目の日米交渉を控え、東証プライムの主力輸出株が手掛けにくい中、内需企業の比率が高い新興市場に投資資金が向かいやすい流れが継続した。一方、東証グロース市場指数は昨日までの7日続伸で5.67％上昇しており、利益確定売りが出やすかったが、今日は終日、下値の堅い展開となった。
個別では、株主優待制度を導入すると発表した東京通信G<7359>、AEO（AI Engine Optimization）最適化支援サービス「売れるAI最適化for ChatGPTショッピング」を独占リリースしたと発表した売れるG<9235>、アレルギーワクチンの物質特許が日本で成立したと発表したファンペップ<4881>、発行済株式数の7.85％上限の自社株買い・買付け委託と発行済株式数の6.60％の自社株消却を発表したインテM<7072>が上げた。時価総額上位銘柄では、サンバイオ<4592>やSyns<290A>が上昇。値上がり率上位には、コンヴァノ<6574>、DMP<3652>などが顔を出した。
一方、引き続き25年9月期業績予想の下方修正が嫌気されたSchoo<264A>、25年3月期決算が引き続き売り手掛かりとなったデータセク<3905>、前日大幅高の反動安となったLAホールディングス<2986>、前日ストップ高の反動安となったミンカブ<4436>が下げた。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やタイミー<215A>が下落。値下がり率上位には、イーディーピー<7794>、ヒューマンT<5621>などが顔を出した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6574|コンヴァノ | 3750| 700| 22.95|
2| 3652|ＤＭＰ | 2691| 500| 22.82|
3| 9241|ＦＬＮ | 1919| 346| 22.00|
4| 7359|東京通信Ｇ | 363| 65| 21.81|
5| 9235|売れるネット広告 | 1261| 221| 21.25|
6| 6573|アジャイル | 88| 15| 20.55|
7| 3908|コラボス | 355| 59| 19.93|
8| 4889|レナサイエンス | 1582| 253| 19.04|
9| 6085|アキテクツＳＪ | 245| 36| 17.22|
10| 277A|グロービング | 2479| 362| 17.10|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 264A|Ｓｃｈｏｏ | 873| -123| -12.35|
2| 2986|ＬＡＨＤ | 6580| -780| -10.60|
3| 7794|イーディーピー | 658| -61| -8.48|
4| 5621|ヒューマンＴ | 1919| -133| -6.48|
5| 4436|ミンカブ | 526| -34| -6.07|
6| 5252|日本ナレッジ | 1215| -77| -5.96|
7| 4013|勤次郎 | 805| -50| -5.85|
8| 3628|データＨＲ | 456| -28| -5.79|
9| 6173|アクアライン | 326| -19| -5.51|
10| 6580|ライトアップ | 1625| -93| -5.41|
＜SK＞
東証グロース市場指数 920.47 ＋8.17／出来高 2億5680万株／売買代金 2230億円東証グロース市場250指数 722.92 ＋6.25／出来高 1億3527万株／売買代金 1843億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって8日続伸。値上がり銘柄数は282、値下がり銘柄数は294、変わらずは34。
前日19日の米株式市場でダウ平均は3日続伸。格付け会社ムーディーズによる米国債の信用格付け引き下げが株価の重しとなった。一方、国債相場が反発し金利が低下に転じると安心感から買いが強まり、相場はプラス圏を回復した。
今日のグロ－ス市場は底堅い展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.77％安となった。昨日の米株式市場で主要3指数（ダウ平均、ナスダック総合指数、S&P500）が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、昨日の海外市場で米長期金利が上昇した後に低下に向かったことが新興市場で安心感となった。さらに、今後行われる見込みの日米財務相会談や、関税を巡る3回目の日米交渉を控え、東証プライムの主力輸出株が手掛けにくい中、内需企業の比率が高い新興市場に投資資金が向かいやすい流れが継続した。一方、東証グロース市場指数は昨日までの7日続伸で5.67％上昇しており、利益確定売りが出やすかったが、今日は終日、下値の堅い展開となった。
個別では、株主優待制度を導入すると発表した東京通信G<7359>、AEO（AI Engine Optimization）最適化支援サービス「売れるAI最適化for ChatGPTショッピング」を独占リリースしたと発表した売れるG<9235>、アレルギーワクチンの物質特許が日本で成立したと発表したファンペップ<4881>、発行済株式数の7.85％上限の自社株買い・買付け委託と発行済株式数の6.60％の自社株消却を発表したインテM<7072>が上げた。時価総額上位銘柄では、サンバイオ<4592>やSyns<290A>が上昇。値上がり率上位には、コンヴァノ<6574>、DMP<3652>などが顔を出した。
一方、引き続き25年9月期業績予想の下方修正が嫌気されたSchoo<264A>、25年3月期決算が引き続き売り手掛かりとなったデータセク<3905>、前日大幅高の反動安となったLAホールディングス<2986>、前日ストップ高の反動安となったミンカブ<4436>が下げた。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やタイミー<215A>が下落。値下がり率上位には、イーディーピー<7794>、ヒューマンT<5621>などが顔を出した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 6574|コンヴァノ | 3750| 700| 22.95|
2| 3652|ＤＭＰ | 2691| 500| 22.82|
3| 9241|ＦＬＮ | 1919| 346| 22.00|
4| 7359|東京通信Ｇ | 363| 65| 21.81|
5| 9235|売れるネット広告 | 1261| 221| 21.25|
6| 6573|アジャイル | 88| 15| 20.55|
7| 3908|コラボス | 355| 59| 19.93|
8| 4889|レナサイエンス | 1582| 253| 19.04|
9| 6085|アキテクツＳＪ | 245| 36| 17.22|
10| 277A|グロービング | 2479| 362| 17.10|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 264A|Ｓｃｈｏｏ | 873| -123| -12.35|
2| 2986|ＬＡＨＤ | 6580| -780| -10.60|
3| 7794|イーディーピー | 658| -61| -8.48|
4| 5621|ヒューマンＴ | 1919| -133| -6.48|
5| 4436|ミンカブ | 526| -34| -6.07|
6| 5252|日本ナレッジ | 1215| -77| -5.96|
7| 4013|勤次郎 | 805| -50| -5.85|
8| 3628|データＨＲ | 456| -28| -5.79|
9| 6173|アクアライン | 326| -19| -5.51|
10| 6580|ライトアップ | 1625| -93| -5.41|
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