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東証グロ-ス指数は反発、プラス圏で推移も上げ幅限定的
2024/12/18 17:05
*17:05JST 東証グロ-ス指数は反発、プラス圏で推移も上げ幅限定的
東証グロース市場指数 815.81 +0.92/出来高 2億3070万株/売買代金 1311億円東証グロース市場250指数 635.85 +0.41/出来高 1億936万株/売買代金 956億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって反発、値上がり銘柄数は251、値下り銘柄数は308、変わらずは38。
本日のグロース市場は上値の重い展開となった。前日17日の米国市場のダウ平均は9日続落。朝方発表された11月小売売上高が市場予想を上回り、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを行うとの見方に変わりはないものの、来年の利下げペースが緩やかになるとの観測につながった。FOMCを前に金融政策の不透明感が重石となり、ダウ平均、ナスダックともに終日軟調に推移した。
主要株価指数がそろって下落した米株市場を横目に、東証グロース市場指数は下落してスタート。ただ、朝方に買い戻しの動きが向かってプラス圏に浮上すると一時822ptまで上げ幅を広げた。買い一巡後は冴えない値動きとなり上げ幅を縮小。その後はプラス圏で推移したが、上げ幅は限定的で取引を終了した。日米の金融政策を決める会合を控えて売買が手控えられるなか、新興市場に幕間つなぎの物色が向かった可能性がある。ただ、時価総額上位銘柄は強弱まちまちで、指数の値動きは小幅に留まった。
個別では、イベント参画で中国エリアの売上高が24年6-9月比で300%以上を達成した夢展望<3185>が39%高のストップ高で値上がり率トップに、大型案件の成約が寄与して24年11月期業績が計画上振れで着地するオンデック<7360>が16%高のストップ高となった。また、19万株(2.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表したステムセル研究所<7096>が13%高となった。時価総額上位銘柄では、ジーエヌアイグループ<2160>やトライアル<141A>などが堅調に推移、値上がり率上位には、リンカーズ<5131>、ソフトフロン<2321>、tripla<5136>などが顔を出した。
一方、昨日上場を果たしたリスキル<291A>は売り優勢の展開となり14%安に、前日大幅に上昇したPOPER<5134>が利食い売り優勢から12%安となった。また、200万株の立会外分売を実施すると発表したSBIレオスひふみ<165A>が6%安となった。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やライフネット<7157>などが軟調に推移、値下り率上位には、クオリプス<4894>、バンク・オブ・イノベーション<4393>、ジェネレーションパス<3195>などが顔を出した。
東証グロース市場Core指数では、トライアル、GENDA<9166>、ジーエヌアイグループなどが上昇した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 3185|夢展望 | 176| 50| 39.68|
2| 5131|リンカーズ | 200| 50| 33.33|
3| 7138|TORICO | 885| 150| 20.41|
4| 2321|ソフトフロン | 109| 17| 18.48|
5| 5136|tripla | 1840| 260| 16.46|
6| 7360|オンデック | 1075| 150| 16.22|
7| 7096|ステムセル研究所 | 1387| 165| 13.50|
8| 4576|DWTI | 204| 24| 13.33|
9| 5888|ダイワサイクル | 4400| 485| 12.39|
10| 6521|オキサイド | 1545| 164| 11.88|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 5759|日本電解 | 35| -11| -23.91|
2| 291A|リスキル | 3890| -650| -14.32|
3| 5134|POPER | 615| -85| -12.14|
4| 4833|Defcon | 96| -12| -11.11|
5| 4894|クオリプス | 4785| -545| -10.23|
6| 4393|バンクオブイノベ | 6150| -550| -8.21|
7| 3195|ジェネパ | 291| -24| -7.62|
8| 6027|弁護士コム | 2580| -204| -7.33|
9| 4599|ステムリム | 298| -21| -6.58|
10| 4381|ビープラッツ | 514| -36| -6.55|
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東証グロース市場指数 815.81 +0.92/出来高 2億3070万株/売買代金 1311億円東証グロース市場250指数 635.85 +0.41/出来高 1億936万株/売買代金 956億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって反発、値上がり銘柄数は251、値下り銘柄数は308、変わらずは38。
本日のグロース市場は上値の重い展開となった。前日17日の米国市場のダウ平均は9日続落。朝方発表された11月小売売上高が市場予想を上回り、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを行うとの見方に変わりはないものの、来年の利下げペースが緩やかになるとの観測につながった。FOMCを前に金融政策の不透明感が重石となり、ダウ平均、ナスダックともに終日軟調に推移した。
主要株価指数がそろって下落した米株市場を横目に、東証グロース市場指数は下落してスタート。ただ、朝方に買い戻しの動きが向かってプラス圏に浮上すると一時822ptまで上げ幅を広げた。買い一巡後は冴えない値動きとなり上げ幅を縮小。その後はプラス圏で推移したが、上げ幅は限定的で取引を終了した。日米の金融政策を決める会合を控えて売買が手控えられるなか、新興市場に幕間つなぎの物色が向かった可能性がある。ただ、時価総額上位銘柄は強弱まちまちで、指数の値動きは小幅に留まった。
個別では、イベント参画で中国エリアの売上高が24年6-9月比で300%以上を達成した夢展望<3185>が39%高のストップ高で値上がり率トップに、大型案件の成約が寄与して24年11月期業績が計画上振れで着地するオンデック<7360>が16%高のストップ高となった。また、19万株(2.00億円)を上限として自社株買いを実施すると発表したステムセル研究所<7096>が13%高となった。時価総額上位銘柄では、ジーエヌアイグループ<2160>やトライアル<141A>などが堅調に推移、値上がり率上位には、リンカーズ<5131>、ソフトフロン<2321>、tripla<5136>などが顔を出した。
一方、昨日上場を果たしたリスキル<291A>は売り優勢の展開となり14%安に、前日大幅に上昇したPOPER<5134>が利食い売り優勢から12%安となった。また、200万株の立会外分売を実施すると発表したSBIレオスひふみ<165A>が6%安となった。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やライフネット<7157>などが軟調に推移、値下り率上位には、クオリプス<4894>、バンク・オブ・イノベーション<4393>、ジェネレーションパス<3195>などが顔を出した。
東証グロース市場Core指数では、トライアル、GENDA<9166>、ジーエヌアイグループなどが上昇した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 3185|夢展望 | 176| 50| 39.68|
2| 5131|リンカーズ | 200| 50| 33.33|
3| 7138|TORICO | 885| 150| 20.41|
4| 2321|ソフトフロン | 109| 17| 18.48|
5| 5136|tripla | 1840| 260| 16.46|
6| 7360|オンデック | 1075| 150| 16.22|
7| 7096|ステムセル研究所 | 1387| 165| 13.50|
8| 4576|DWTI | 204| 24| 13.33|
9| 5888|ダイワサイクル | 4400| 485| 12.39|
10| 6521|オキサイド | 1545| 164| 11.88|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 5759|日本電解 | 35| -11| -23.91|
2| 291A|リスキル | 3890| -650| -14.32|
3| 5134|POPER | 615| -85| -12.14|
4| 4833|Defcon | 96| -12| -11.11|
5| 4894|クオリプス | 4785| -545| -10.23|
6| 4393|バンクオブイノベ | 6150| -550| -8.21|
7| 3195|ジェネパ | 291| -24| -7.62|
8| 6027|弁護士コム | 2580| -204| -7.33|
9| 4599|ステムリム | 298| -21| -6.58|
10| 4381|ビープラッツ | 514| -36| -6.55|
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