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東証グロース市場指数は小反落、方向感に欠ける1日に
2024/09/02 16:52
*16:52JST 東証グロース市場指数は小反落、方向感に欠ける1日に
東証グロース市場指数 852.05 -1.71 /出来高2億311万株/売買代金1272億円東証グロース市場250指数 667.65 -1.36 /出来高1億1209万株/売買代金1048億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はともに小反落。値上がり銘柄数は226、値下り銘柄数は325、変わらずは36。
30日の米国市場でダウ平均は228.03ドル高の41563.08ドル、ナスダックは197.20ポイント高の17713.63で取引を終了。7月コア個人消費支出(PCE)価格指数がほぼ想定通りで段階的な利下げ期待に寄り付き後、上昇。長期金利上昇で、相場は一時下落に転じたが、月末要因の買いに加え、8月ミシガン大学消費者信頼感指数や8月シカゴ購買部協会景気指数の改善でソフトランディング期待から再び買われ、終盤にかけ上げ幅を拡大した。ダウは連日で過去最高値を更新し終了。
東証グロース市場指数は上昇して始まったものの、寄り付き後すぐにマイナスに転じた。ただし、そのまま崩れずに下げ渋り、一時プラス圏に押し戻したものの、買いは続かず再度マイナス転換。そのまま前引けにかけてじり安基調となった。なお、後場はやや下げ幅を広げる形で始まったものの、846.73ptをきょうの安値に切り返して下げ幅を縮め、大引けにかけては小安い水準での動きとなった。
個別では、13.98%安となったファンペップ<4881>が下落率トップに。抗IgE抗体誘導ペプチドに関する特許が米国で成立したと発表するも、足元の上昇に対する利益確定が優勢となったもよう。また、希薄化懸念が先行したアンジェス<4563>も大幅安に。売買代金上位銘柄では、ドリコム<3793>、クオリプス<4894>、GNI<2160>などが下落。その他値下がり率上位銘柄では、OTS<4564>、雨風太陽<5616>、アイズ<5242>がランクイン。
一方、24.75%高となったFLN<9241>が上昇率トップに。AI×地域活性化をテーマに新会社「地域活性AIテクノロジーズ株式会社」を設立したことが材料視されたようだ。タイミー<215A>をBtoGマーケティングサービスで支援開始と発表したイシン<143A>、「サスメド Med CBT-i 不眠障害用アプリ」製造販売承認事項一部変更承認申請について発表したサスメド<4263>なども大きく買われた。売買代金上位銘柄では、タイミー、セルシード<7776>などが上昇。その他値上がり率上位銘柄では、T.S.I<7362>、マーキュリーR<5025>、フルッタフルッタ<2586>がランクイン。
なお、東証グロース市場Core指数では、弁護士ドットコム<6027>、フリー<4478>
などが上昇した反面、スカイマーク<9204>、TKP<3479>などが下落。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 9241|FLN | 2016| 400| 24.75|
2| 7362|T.S.I | 1741| 300| 20.82|
3| 5025|マーキュリーRI | 633| 100| 18.76|
4| 143A|イシン | 1007| 150| 17.50|
5| 4263|サスメド | 676| 100| 17.36|
6| 2586|フルッタ | 126| 16| 14.55|
7| 6574|コンヴァノ | 2268| 268| 13.40|
8| 138A|光フードサービス | 3730| 430| 13.03|
9| 6562|ジーニー | 1397| 158| 12.75|
10| 4486|ユナイト&グロウ | 1360| 142| 11.66|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4881|ファンペップ | 203| -33| -13.98|
2| 4564|OTS | 40| -5| -11.11|
3| 4563|アンジェス | 59| -7| -10.61|
4| 5616|雨風太陽 | 989| -106| -9.68|
5| 5242|アイズ | 2398| -253| -9.54|
6| 4882|ペルセウス | 727| -50| -6.44|
7| 9238|バリューC | 1040| -70| -6.31|
8| 4316|ビーマップ | 455| -30| -6.19|
9| 142A|ジンジブ | 2789| -177| -5.97|
10| 3556|リネットJG | 304| -18| -5.59|
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東証グロース市場指数 852.05 -1.71 /出来高2億311万株/売買代金1272億円東証グロース市場250指数 667.65 -1.36 /出来高1億1209万株/売買代金1048億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はともに小反落。値上がり銘柄数は226、値下り銘柄数は325、変わらずは36。
30日の米国市場でダウ平均は228.03ドル高の41563.08ドル、ナスダックは197.20ポイント高の17713.63で取引を終了。7月コア個人消費支出(PCE)価格指数がほぼ想定通りで段階的な利下げ期待に寄り付き後、上昇。長期金利上昇で、相場は一時下落に転じたが、月末要因の買いに加え、8月ミシガン大学消費者信頼感指数や8月シカゴ購買部協会景気指数の改善でソフトランディング期待から再び買われ、終盤にかけ上げ幅を拡大した。ダウは連日で過去最高値を更新し終了。
東証グロース市場指数は上昇して始まったものの、寄り付き後すぐにマイナスに転じた。ただし、そのまま崩れずに下げ渋り、一時プラス圏に押し戻したものの、買いは続かず再度マイナス転換。そのまま前引けにかけてじり安基調となった。なお、後場はやや下げ幅を広げる形で始まったものの、846.73ptをきょうの安値に切り返して下げ幅を縮め、大引けにかけては小安い水準での動きとなった。
個別では、13.98%安となったファンペップ<4881>が下落率トップに。抗IgE抗体誘導ペプチドに関する特許が米国で成立したと発表するも、足元の上昇に対する利益確定が優勢となったもよう。また、希薄化懸念が先行したアンジェス<4563>も大幅安に。売買代金上位銘柄では、ドリコム<3793>、クオリプス<4894>、GNI<2160>などが下落。その他値下がり率上位銘柄では、OTS<4564>、雨風太陽<5616>、アイズ<5242>がランクイン。
一方、24.75%高となったFLN<9241>が上昇率トップに。AI×地域活性化をテーマに新会社「地域活性AIテクノロジーズ株式会社」を設立したことが材料視されたようだ。タイミー<215A>をBtoGマーケティングサービスで支援開始と発表したイシン<143A>、「サスメド Med CBT-i 不眠障害用アプリ」製造販売承認事項一部変更承認申請について発表したサスメド<4263>なども大きく買われた。売買代金上位銘柄では、タイミー、セルシード<7776>などが上昇。その他値上がり率上位銘柄では、T.S.I<7362>、マーキュリーR<5025>、フルッタフルッタ<2586>がランクイン。
なお、東証グロース市場Core指数では、弁護士ドットコム<6027>、フリー<4478>
などが上昇した反面、スカイマーク<9204>、TKP<3479>などが下落。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 9241|FLN | 2016| 400| 24.75|
2| 7362|T.S.I | 1741| 300| 20.82|
3| 5025|マーキュリーRI | 633| 100| 18.76|
4| 143A|イシン | 1007| 150| 17.50|
5| 4263|サスメド | 676| 100| 17.36|
6| 2586|フルッタ | 126| 16| 14.55|
7| 6574|コンヴァノ | 2268| 268| 13.40|
8| 138A|光フードサービス | 3730| 430| 13.03|
9| 6562|ジーニー | 1397| 158| 12.75|
10| 4486|ユナイト&グロウ | 1360| 142| 11.66|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4881|ファンペップ | 203| -33| -13.98|
2| 4564|OTS | 40| -5| -11.11|
3| 4563|アンジェス | 59| -7| -10.61|
4| 5616|雨風太陽 | 989| -106| -9.68|
5| 5242|アイズ | 2398| -253| -9.54|
6| 4882|ペルセウス | 727| -50| -6.44|
7| 9238|バリューC | 1040| -70| -6.31|
8| 4316|ビーマップ | 455| -30| -6.19|
9| 142A|ジンジブ | 2789| -177| -5.97|
10| 3556|リネットJG | 304| -18| -5.59|
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