業績トピックス
2022/07/25 15:00
ダブル・スコープ
(6619)
2022年12月期連結本決算経常見通し上方修正。
【業績予想/決算速報】ダブル・スコープ<6619>が7月25日に発表した業績予想によると、2022年12月期本決算の経常損益は前回予想(4,000百万円)から上方修正され、6,000百万円になる見通し。因みに直前のIFISコンセンサスでは5,367百万円を予想している。合せて発表された中間期の業績予想によれば、中間期前回予想(1,300百万円)から上方修正され、3,500百万円となる見通し。
決算期 | 月数 | 区分 | 発表日 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | |
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202112 本 | 12 | 会社実績 | 2022/02/14 | 29,966 | 1,898 | -3,411 | -2,943 | |
202212 本 | 12 | 会社予想 | 2022/07/25 | 44,000 | 5,500 | 6,000 | 3,000 | |
202212 本 | 12 | 従来予想 | 2022/05/12 | 38,000 | 5,000 | 4,000 | 1,400 | |
202212 本 | 12 | コンセンサス | 2022/07/22 | 40,500 | 5,833 | 5,367 | 2,000 | |
202206 中 | 6 | 会社予想 | 2022/07/25 | 20,000 | 2,600 | 3,500 | 2,000 | |
202206 中 | 6 | 従来予想 | 2022/05/12 | 17,000 | 1,850 | 1,300 | 450 | |
202206 中 | 6 | コンセンサス | 2022/07/22 | -- | 2,100 | -- | -- | |
202206 Q2 | 3 | コンセンサス | 2022/07/22 | 10,601 | 1,600 | -- | -- | |
202209 Q3 | 3 | コンセンサス | 2022/07/22 | 11,300 | 2,600 | -- | -- | |
※単位は百万円、:今回会社から発表された内容
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2022年12月期上期においては、民生系用途及び車載系用途ともに主要顧客の需要が安定して伸びたことにより販売数量が期初計画を10%程度上回りました。また、上期中平均の対米ドル円レートが122.87円となり期初予算計画時の設定より約9%の円安となりました。これらのことから、売上高が期初計画から3,000百万円増加し20,000百万円となる見通しとなりました。 営業利益においては、原材料費や光熱費の上昇傾向にある中で、継続して取り組んでおります生産性の改善が進み、販売数量は前年同期比約20%増加となり製造原価の低減を実現しております。これらの要因により期初計画から上期の営業利益は期初計画比約750百万円増加し2,600百万円となる見通しとなりました。経常利益においては、米ドル建て債権債務で為替評価差益(営業外収益)1,000百万円を計上することなどにより、期初計画比で2,200百万円増加し3,500百万円の見通しとなりました。 2022年12月期下期の見通しにおいても、主要顧客からの需要は期初計画通り堅調に推移する見通しで、第3四半期以降順次新設のコーティングラインの稼働が始まることにより、需要の高まるコーティングセパレータの販売数量の増加を計画しております。また、為替レートにおいても米ドル高の基調が続くことを想定し、通期平均為替レートを見直すことにより、下期の売上高は24,000百万円を見込み、通期の累計額44,000百万円の売上高となる見通しです。 営業利益の見通しに関しても、引き続き生産改善を進めていくことにより、下期2,900百万円、通期で5,500百万円となる見込です。 経常利益、当期純利益についてもこの修正を折り込んで修正しました。 第3四半期以降の想定為替レートにつきましては、1米ドル135円及び1米ドル1,200KRWとしています。 【業績予想に関する留意事項】 業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想値と異なる場合があります。| 閉じる