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Pウォーター Research Memo(6):2024年3月期通期は、過去最高売上高及び営業利益を達成
2024/08/14 14:56
*14:56JST Pウォーター Research Memo(6):2024年3月期通期は、過去最高売上高及び営業利益を達成
■プレミアムウォーターホールディングス<2588>の業績動向
1. 2024年3月期通期の業績動向
2024年3月期通期の売上収益は80,578百万円(前期比5.4%増)、営業利益9,436百万円(同28.4%増)、税引前当期利益8,028百万円(同25.1%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益5,777百万円(同4.6%減)となり、売上収益・営業利益ともに順調に成長した。
売上収益は、期中にモバイル事業を行う連結子会社を売却し約43億円の減収要因があったものの、本業の水事業が伸長し全社で約41億円の増収となった。2024年3月末の保有顧客数は162万件と、前期末から8万件の純増となった。新規獲得に加えて、継続率の向上に向けた施策も強化しており、過去8年以上にわたり保有顧客が安定して増え続けていることが安定成長の基盤となっている。既存顧客の継続率向上に関しては、お得な長期契約の推進、契約者限定のショッピングサイト、アプリからの簡単手続き、顧客からの問合せサービスの対応強化など様々な施策を進めている。新規顧客獲得チャネルでは、同社の強みであるデモンストレーション販売において、コロナ禍での制限が解消し、大規模な家電量販店やショッピングモール等での活動が十分に行える環境が整った。第二のチャネルであるテレマーケティングでは、パートナー企業との連携も増え顧客獲得が順調に進んだ。
売上総利益は、売上原価において原材料や資源の価格の高騰の圧力もあったものの、工場稼働率を向上させ原価低減に努めたことで前期比3.4%増となった。販管費は、物流費の安定化につながる自社物流網の構築等による各種費用の低減を行い、同0.2%増と相対的に上昇を抑えた。売上高販管費率では、71.3%(前期は74.9%)と3.6ポイント低下した。結果として、営業利益額で2016年7月企業統合以降の過去最高を更新した。営業利益率は11.7%となり、初めて10%の大台に乗せた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
<HN>
■プレミアムウォーターホールディングス<2588>の業績動向
1. 2024年3月期通期の業績動向
2024年3月期通期の売上収益は80,578百万円(前期比5.4%増)、営業利益9,436百万円(同28.4%増)、税引前当期利益8,028百万円(同25.1%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益5,777百万円(同4.6%減)となり、売上収益・営業利益ともに順調に成長した。
売上収益は、期中にモバイル事業を行う連結子会社を売却し約43億円の減収要因があったものの、本業の水事業が伸長し全社で約41億円の増収となった。2024年3月末の保有顧客数は162万件と、前期末から8万件の純増となった。新規獲得に加えて、継続率の向上に向けた施策も強化しており、過去8年以上にわたり保有顧客が安定して増え続けていることが安定成長の基盤となっている。既存顧客の継続率向上に関しては、お得な長期契約の推進、契約者限定のショッピングサイト、アプリからの簡単手続き、顧客からの問合せサービスの対応強化など様々な施策を進めている。新規顧客獲得チャネルでは、同社の強みであるデモンストレーション販売において、コロナ禍での制限が解消し、大規模な家電量販店やショッピングモール等での活動が十分に行える環境が整った。第二のチャネルであるテレマーケティングでは、パートナー企業との連携も増え顧客獲得が順調に進んだ。
売上総利益は、売上原価において原材料や資源の価格の高騰の圧力もあったものの、工場稼働率を向上させ原価低減に努めたことで前期比3.4%増となった。販管費は、物流費の安定化につながる自社物流網の構築等による各種費用の低減を行い、同0.2%増と相対的に上昇を抑えた。売上高販管費率では、71.3%(前期は74.9%)と3.6ポイント低下した。結果として、営業利益額で2016年7月企業統合以降の過去最高を更新した。営業利益率は11.7%となり、初めて10%の大台に乗せた。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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