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コニシ---1Q増収、ボンド事業は売上高および利益ともに増加
2024/07/30 16:36
*16:36JST コニシ---1Q増収、ボンド事業は売上高および利益ともに増加
コニシ<4956>は29日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.3%増の322.67億円、営業利益が同3.7%減の21.22億円、経常利益が同2.4%減の23.59億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.7%減の15.28億円となった。
ボンド事業の売上高は前年同期比1.3%増の176.72億円、営業利益は同2.9%増の14.91億円となった。一般家庭用分野においては、ホームセンター向けやコンビニエンスストア向けは堅調に推移した。住関連分野においては、建築資材向け水性接着剤の新製品導入による市場開拓は進んでいるものの、建築コストの上昇による新設住宅着工戸数の減少を受け、内装工事用接着剤・シーリング材等の既存製品の売上は減少した。産業資材分野においては、新規開拓を進めている自動車・電子部品に使用される弾性接着剤や紙関連用途向けの水性接着剤等、全体的に好調に推移し売上は増加した。建築分野および土木分野においては、改修工事案件の増加に伴い、建築用シーリング材やはく落防止工法に使用される材料の売上が増加した。
化成品事業の売上高は同0.4%減の94.42億円、営業利益は同32.4%増の3.89億円となった。化学工業分野においては、中国景気減速の影響を受け樹脂原料の販売が減少した。自動車分野においては、仕入れ商品価格が下がったことによる値下げ等の要因により売上は減少したものの、新規商材の採用等により利益は増加した。電子電機分野においては、スマートフォン向け商材の新機種への横展開や放熱関連商材が好調に推移し、関連商材の販売が増加した。丸安産業においては、半導体製造用商材の販売が減少した。
工事事業の売上高は同4.8%増の51.08億円、営業利益は同51.2%減の2.07億円となった。公共事業を中心としたインフラおよびストック市場の補修・改修・補強工事の売上は増加した。利益については完工件数が少なく、原価回収基準での計上となったことから当第1四半期においては減少した。なお、当期における受注活動は順調に推移している。
その他である不動産賃貸業等の売上高は同1.0%減の0.43億円、営業利益は同47.3%増の0.38億円となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.5%増の1,390.00億円、営業利益が同4.0%増の107.00億円、経常利益が同1.8%増の110.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増の74.00億円とする期初計画を据え置いている。
<SO>
コニシ<4956>は29日、2025年3月期第1四半期(24年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比1.3%増の322.67億円、営業利益が同3.7%減の21.22億円、経常利益が同2.4%減の23.59億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同3.7%減の15.28億円となった。
ボンド事業の売上高は前年同期比1.3%増の176.72億円、営業利益は同2.9%増の14.91億円となった。一般家庭用分野においては、ホームセンター向けやコンビニエンスストア向けは堅調に推移した。住関連分野においては、建築資材向け水性接着剤の新製品導入による市場開拓は進んでいるものの、建築コストの上昇による新設住宅着工戸数の減少を受け、内装工事用接着剤・シーリング材等の既存製品の売上は減少した。産業資材分野においては、新規開拓を進めている自動車・電子部品に使用される弾性接着剤や紙関連用途向けの水性接着剤等、全体的に好調に推移し売上は増加した。建築分野および土木分野においては、改修工事案件の増加に伴い、建築用シーリング材やはく落防止工法に使用される材料の売上が増加した。
化成品事業の売上高は同0.4%減の94.42億円、営業利益は同32.4%増の3.89億円となった。化学工業分野においては、中国景気減速の影響を受け樹脂原料の販売が減少した。自動車分野においては、仕入れ商品価格が下がったことによる値下げ等の要因により売上は減少したものの、新規商材の採用等により利益は増加した。電子電機分野においては、スマートフォン向け商材の新機種への横展開や放熱関連商材が好調に推移し、関連商材の販売が増加した。丸安産業においては、半導体製造用商材の販売が減少した。
工事事業の売上高は同4.8%増の51.08億円、営業利益は同51.2%減の2.07億円となった。公共事業を中心としたインフラおよびストック市場の補修・改修・補強工事の売上は増加した。利益については完工件数が少なく、原価回収基準での計上となったことから当第1四半期においては減少した。なお、当期における受注活動は順調に推移している。
その他である不動産賃貸業等の売上高は同1.0%減の0.43億円、営業利益は同47.3%増の0.38億円となった。
2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.5%増の1,390.00億円、営業利益が同4.0%増の107.00億円、経常利益が同1.8%増の110.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同0.8%増の74.00億円とする期初計画を据え置いている。
<SO>