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注目銘柄ダイジェスト(前場):ビジョン、エンビプロHD、カドカワなど
2024/06/24 12:01
*12:01JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ビジョン、エンビプロHD、カドカワなど
カドカワ<9468>:2757円(-230円)
大幅反落。一部メディアによる有料会員向けの報道で、同社グループへのランサムウェアを含むサイバー攻撃に関し、犯人と名乗る人物のメッセージを掲載しているもよう。身代金の要求があったなどとされているもようで、あらためてネガティブ視される形になっているようだ。なお、会社側では、今後の社会全体へのサイバー攻撃を助長させかねない報道として、同メディアに強く抗議としている。
エンビプロHD<5698>:483円(-41円)
大幅続落。先週末に業績・配当予想の下方修正を発表している。子会社のNEWSCONについて、過少申告加算税・延滞税などの特別損失857百万円を計上するとして、24年6月期純利益は従来予想の12.1億円から3億円に下方修正している。売上・経常利益などは従来予想を据え置き。純利益の下振れに伴い、年間配当金も従来計画の14円から3円、前期比11円減に下方修正。
ビジョン<9416>:1233円(+91円)
大幅続伸。先週末に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の22.6億円から27.1億円、前年同期比11.6%増に、通期では52.5億円から57.1億円、前期比33.3%増にそれぞれ引き上げ。売上総利益率の改善が進んでいるもようだ。ただ、日本人の海外旅行需要の回復に遅れとして、下期計画は実質据え置きの形にはなっている。今期初配となるが、年間配当金も従来計画の25円から27円に引き上げ。
ティーガイア<3738>:2365円 カ -
ストップ高買い気配。明確な買い材料は表面化していないものの、再編思惑の高まりなどが背景とはなっているようだ。先週末には同社筆頭株主の住友商事が株主総会を開催しており、CFOでは他商社と比べ株価が劣後していることに「問題意識を強く持っている」などとも述べている。また、未確認ではあるが、一部の海外メディアで、住友商事が保有株の売却を交渉中と伝わっているとの観測もあるもよう。
トリケミカル<4369>:4365円(+235円)
大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も4600円から5700円に引き上げている。25年1月期第2四半期以降の業績拡大の確度が高まっている一方、第1四半期決算後に株価が下落していることで、投資対象として魅力が高まったと考えているもよう。25年1月期営業利益は34億円から36.4億円に、26年1月期は50.6億円から56億円にそれぞれ上方修正。
キッズスマイル<7084>:870円(-44円)
急落。21日取引終了後、非開示だった業績見通しを発表した。25年3月期の業績予想は経常損益が1.3億円の赤字(前期は3.11億円の黒字)に転落する見通しとなった。既存事業の堅調が予想される一方、新規事業に対する投資、及び本社機能強化等による費用の増加が今期予想の主な要因としている。なお、あわせて新中期経営計画において事業領域の拡大予定と新規事業「産後ケアサービス事業」の開始を発表している。
ブリーチ<9162>:311円(-4円)
続落。21日に業績予想の修正を発表した。24年6月期の売上高を136.39億円(前期は163.77億円)に、営業損益を3.91億円の赤字(前期は21.73億円の黒字)に下方修正した。要因として、既存商材において商品ライフサイクルの経過や一部の顧客による販売戦略の変更の影響に加え、新規商材のマーケティング施策の効果発現までに想定以上の時間を要していることとし、大手製薬メーカーの製品自主回収による機能性表示食品全般への消費者マインドの低下など外部環境の変化も影響しているとした。
TKP<3479>:1419円(18円)
反発。ノバレーゼを持ち分法適用会社とすることを含む資本業務提携契約を締結したと発表した。24日付でノバレーゼの普通株式8,250,000株(発行済株式総数に対する所有割合33.0%)を保有する見込みという。今回の提携により、出店ペースの加速を目的とした物件情報の連携、積極的なM&A戦略における協調、ノバレーゼの保有する施設の平日稼働の促進や厨房機能の最大活用などのシナジー効果を見込めるとしている。ただ、本資本業務提携が25年2月期の連結業績に与える影響は現在精査中とした。
<ST>
カドカワ<9468>:2757円(-230円)
大幅反落。一部メディアによる有料会員向けの報道で、同社グループへのランサムウェアを含むサイバー攻撃に関し、犯人と名乗る人物のメッセージを掲載しているもよう。身代金の要求があったなどとされているもようで、あらためてネガティブ視される形になっているようだ。なお、会社側では、今後の社会全体へのサイバー攻撃を助長させかねない報道として、同メディアに強く抗議としている。
エンビプロHD<5698>:483円(-41円)
大幅続落。先週末に業績・配当予想の下方修正を発表している。子会社のNEWSCONについて、過少申告加算税・延滞税などの特別損失857百万円を計上するとして、24年6月期純利益は従来予想の12.1億円から3億円に下方修正している。売上・経常利益などは従来予想を据え置き。純利益の下振れに伴い、年間配当金も従来計画の14円から3円、前期比11円減に下方修正。
ビジョン<9416>:1233円(+91円)
大幅続伸。先週末に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の22.6億円から27.1億円、前年同期比11.6%増に、通期では52.5億円から57.1億円、前期比33.3%増にそれぞれ引き上げ。売上総利益率の改善が進んでいるもようだ。ただ、日本人の海外旅行需要の回復に遅れとして、下期計画は実質据え置きの形にはなっている。今期初配となるが、年間配当金も従来計画の25円から27円に引き上げ。
ティーガイア<3738>:2365円 カ -
ストップ高買い気配。明確な買い材料は表面化していないものの、再編思惑の高まりなどが背景とはなっているようだ。先週末には同社筆頭株主の住友商事が株主総会を開催しており、CFOでは他商社と比べ株価が劣後していることに「問題意識を強く持っている」などとも述べている。また、未確認ではあるが、一部の海外メディアで、住友商事が保有株の売却を交渉中と伝わっているとの観測もあるもよう。
トリケミカル<4369>:4365円(+235円)
大幅反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も4600円から5700円に引き上げている。25年1月期第2四半期以降の業績拡大の確度が高まっている一方、第1四半期決算後に株価が下落していることで、投資対象として魅力が高まったと考えているもよう。25年1月期営業利益は34億円から36.4億円に、26年1月期は50.6億円から56億円にそれぞれ上方修正。
キッズスマイル<7084>:870円(-44円)
急落。21日取引終了後、非開示だった業績見通しを発表した。25年3月期の業績予想は経常損益が1.3億円の赤字(前期は3.11億円の黒字)に転落する見通しとなった。既存事業の堅調が予想される一方、新規事業に対する投資、及び本社機能強化等による費用の増加が今期予想の主な要因としている。なお、あわせて新中期経営計画において事業領域の拡大予定と新規事業「産後ケアサービス事業」の開始を発表している。
ブリーチ<9162>:311円(-4円)
続落。21日に業績予想の修正を発表した。24年6月期の売上高を136.39億円(前期は163.77億円)に、営業損益を3.91億円の赤字(前期は21.73億円の黒字)に下方修正した。要因として、既存商材において商品ライフサイクルの経過や一部の顧客による販売戦略の変更の影響に加え、新規商材のマーケティング施策の効果発現までに想定以上の時間を要していることとし、大手製薬メーカーの製品自主回収による機能性表示食品全般への消費者マインドの低下など外部環境の変化も影響しているとした。
TKP<3479>:1419円(18円)
反発。ノバレーゼを持ち分法適用会社とすることを含む資本業務提携契約を締結したと発表した。24日付でノバレーゼの普通株式8,250,000株(発行済株式総数に対する所有割合33.0%)を保有する見込みという。今回の提携により、出店ペースの加速を目的とした物件情報の連携、積極的なM&A戦略における協調、ノバレーゼの保有する施設の平日稼働の促進や厨房機能の最大活用などのシナジー効果を見込めるとしている。ただ、本資本業務提携が25年2月期の連結業績に与える影響は現在精査中とした。
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