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リソルホールディングス---2Q増収・2ケタ増益、ホテル部門ではインバウンド需要が堅調に推移

*14:10JST リソルホールディングス---2Q増収・2ケタ増益、ホテル部門ではインバウンド需要が堅調に推移
リソルホールディングス<5261>は6日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.6%増の151.15億円、営業利益が同23.8%増の14.90億円、経常利益が同23.4%増の14.00億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同29.3%増の13.43億円となった。

ホテル運営事業では、旺盛なインバウンド需要を捉え、各ホテルにおいてアジア・欧州など地域特性に応じたプロモーション施策を継続的に実施し業績は好調に推移した。また、大阪エリアでは、大阪・関西万博の波及効果もあった。主力ブランドのリソルホテルズでは、「物語のあるホテル」をコンセプトに、ツーリストホテルとしての強みをいかしたブランド構築を進め、サービスと品質の向上に取組んだ。別荘シェア利用事業のリソルステイにおいては、「暮らすように泊まる。」をコンセプトに滞在型貸別荘「スイートヴィラ」を80施設超まで拡大した。利用ニーズに応じて選べる3つの滞在パターンでの商品展開を推進し、中長期商品の販売数増加やインバウンド、大人数での利用に加えて、リピート数も増え利用者数は順調に増加した。

ゴルフ運営事業では、夏季シーズンの酷暑対策として導入したクーラー付きカートの効果に加えて、会員権販売の好調により業績は堅調に推移した。コース・クラブハウスの上質化、ホスピタリティの強化などでゴルフ場全体の品質向上に努めたことで、来場者及び客単価は前年を上回った。加えて、ゴルフ&ステイ商品の強化により前年を上回る宿泊利用者を獲得した。

リソルの森事業では、ゴルフ部門(真名カントリークラブ)において、コースメンテナンスの向上やクラブハウス内施設の更新などサービスの上質化に努め、客単価の上昇及び会員権販売が順調に推移した。また、リゾートエリアに滞在しながらゴルフを楽しむ「ゴルフ&ステイプラン」について、空港間の送迎の実施により、インバウンドの利用が大きく伸長した。リゾート部門では、愛犬と泊まれる温泉付高級プライベートヴィラの売上が好調となった。

ウェルビーイング事業(福利厚生事業)では、業界最大級のメニュー数と競合他社と差別化したプラン「精算プラン」「カフェテリアプラン(プラスユアチョイス)」「従量制プラン」を強みに、新規顧客の獲得に注力した。また、大手金融機関と連携した新規顧客開拓が順調に進み、新規契約が増加した。さらに、送客手数料収益の向上を図るため既存会員の利用促進を実施し、魅力的なサービスメニューの開発と利便性向上に努めた。これらの取組みにより業績は順調に推移した。

再生エネルギー事業では、既存施設の管理を行いながら、売電事業及び自家消費型事業を展開している。リソルの森の施設内においては1.5MWの太陽光発電設備を運営し、グループゴルフ場4ヶ所においては、ソーラーカーポートを稼働している。

投資再生事業では、市場環境を見据えながら、新規運営施設の仕入れ等の検討を進めた。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.6%増の300.00億円、営業利益が同11.9%増の30.00億円、経常利益が同9.1%増の28.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同5.1%増の20.50億円とする期初計画を据え置いている。



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