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ナガイレーベ Research Memo(6):財務状況は堅固、自己資本比率は92.5%と高水準。手元の現預金は潤沢

*11:06JST ナガイレーベ Research Memo(6):財務状況は堅固、自己資本比率は92.5%と高水準。手元の現預金は潤沢
■ナガイレーベン<7447>の業績動向

2. 財務状況
(1) 貸借対照表
同社の財務状況は、引き続き良好で安定している。2025年8月期末の資産合計は前期末比2,035百万円減少の44,692百万円となった。流動資産は36,200百万円となり同2,085百万円減少したが、主に現金及び預金の減少2,103百万円、電子記録債権を含む受取手形及び売掛金の減少322百万円、棚卸資産の増加459百万円による。一方で、固定資産は8,492百万円となり同50百万円増加したが、主に減価償却による有形固定資産の減少57百万円、IT関連投資に伴う無形固定資産の増加94百万円、投資その他の資産の増加13百万円による。

負債合計は3,373百万円となり前期末比656百万円減少した。主に支払手形及び買掛金の減少531百万円、未払法人税等の減少109百万円による。純資産合計は41,318百万円となり同1,379百万円減少したが、主に当期純利益の計上等による利益剰余金の増加684百万円、自己株式の取得による減少2,154百万円などによる。この結果、2025年8月期末の自己資本比率は92.5%(前期末は91.4%)となった。

自己資本比率及び手元の現金及び預金は高水準であり、財務状況は堅固と言えるが、今後はこの潤沢なキャッシュの有効活用が課題となりそうだ。

(2) キャッシュ・フローの状況
2025年8月期の営業活動によるキャッシュ・フローは2,180百万円の収入であったが、主な収入は税金等調整前当期純利益の計上3,706百万円、減価償却費279百万円、売上債権の減少389百万円などで、一方で主な支出は棚卸資産の増加459百万円、仕入債務の減少531百万円であった。投資活動によるキャッシュ・フローは1,109百万円の収入であったが、主な支出は有形固定資産の取得291百万円で、主な収入は定期預金の払い戻し(ネット)1,500百万円であった。財務活動によるキャッシュ・フローは3,894百万円の支出となったが、主な支出は配当金の支払額1,888百万円、自己株式の取得(預託金の増減含む)2,005百万円であった。この結果、期中の現金及び現金同等物は603百万円減少し、期末残高は4,746百万円となった。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)



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