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株式会社アズ企画設計×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(2)

*11:32JST 株式会社アズ企画設計×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(2)
アズ企画設計<3490>

事業戦略については、都心5区を中心に取り扱うアセットの種類を拡大しています。従来はビルやレジデンスが中心でしたが、開発事業、プレミアムマンション、区分所有案件などにも領域を広げ、多様化を進めています。今後も「都心」というエリアに軸足を置きながら、取り扱う案件の幅を広げていく戦略で事業を展開してまいります。

▲フィスコ 高井
松本様、ありがとうございました。
続いては、DAIBOUCHOUさんに、松本様へのご質問をお願いしたいと思います。
それでは、DAIBOUCHOUさん、よろしくお願いいたします。

■質疑応答

●DAIBOUCHOU
はい、よろしくお願いします。まず1つ目の質問です。御社はマンションやオフィスビル、商業ビルなど幅広い不動産を扱っていますが、なぜ最近は1棟物件よりも区分所有や事業用物件の比率を高めているのでしょうか。

■アズ企画設計 松本様
ご質問ありがとうございます。先ほども触れましたように、当社は都心を戦略エリアとして事業を展開しております。当初は1棟のビルやレジデンスを中心に事業を行っていたため、区分所有物件や土地情報については取り扱っておりませんでした。
しかし、同じエリアで得られる情報を精査・検討した結果、確かな需要が存在することに気づきました。そのため、社内チームを再編成し、新たにこの分野を取り込む体制を整えました。現在では取り扱いを着実に増やしており、その成果として業績も堅調に拡大しております。

●DAIBOUCHOU
なるほど。つまり、取り扱う物件の種類を増やすことで売上を拡大できたということですね。加えて、御社はリーシングを強みとしていると伺いましたが、その力を事業用物件でより発揮できるという点もあるのでしょうか。

■アズ企画設計 松本様
おっしゃるとおりです。区分物件や土地を扱う場合でも、最終的にはリーシングが最も重要になります。リーシングの力がなければ、案件をいくら増やしても売上には結びつきません。その意味で、当社の強みがまさにリーシングにあると考えております。

●DAIBOUCHOU
事業用物件にはオフィスと店舗がありますが、現状ではどちらの比率が高いのでしょうか。

■アズ企画設計 松本様
現在は、店舗よりもオフィスの取り扱いが多い状況です。

●DAIBOUCHOU
オフィスが中心なのですね。理解しました。ありがとうございます。
続いて伺いたいのですが、過去5年間で仕入れから販売までの日数が197日から246日へと長期化しています。また、販売用不動産の在庫も増加傾向にあります。これは、開発案件が高額化・大型化したことが主な要因と考えてよろしいでしょうか。

■アズ企画設計 松本様
はい、ご指摘のとおり、その要因もございます。ただし、当社は短期で売却するメリットや強みを維持しつつも、一定期間保有することで得られる賃料収入にも着目しています。当社が物件を保有している間の賃料収入は安定的であり、一定の規模感になった今は、それをしっかり確保する戦略にシフトしています。
従来は期末に販売を集中させる傾向がありましたが、現在は販売物件を一定数保有できるようになったことで、急がず最適なタイミング、最適なお客様に売却する方針へと切り替えています。

●DAIBOUCHOU
なるほど。つまり、回転の速さよりも「いかに高く売るか」を重視し、価格を優先する方針にシフトしているということですね。

■アズ企画設計 松本様
はい、そのとおりです。

●DAIBOUCHOU
また、市況も良好なため、急いで売却する必要はなく、比較的落ち着いて販売できる状況にあるという理解でよろしいでしょうか。

■アズ企画設計 松本様
はい。現在は、急がず最も良いタイミングで販売する方針へと徐々に切り替えています。

●DAIBOUCHOU
例えば、満室になってから売却する、あるいはより高い賃料でテナントが入居した後に売却する、といったイメージでしょうか。

■アズ企画設計 松本様
はい、おっしゃる通りです。ただし例外もありまして、自社利用を目的とする買い手の方もいらっしゃいます。

●DAIBOUCHOU
なるほど、空き物件を希望されるケースもあるのですね。

■アズ企画設計 松本様
その通りです。そうしたニーズを把握した場合は、すでにリフォームや修繕は完了させた上で、一時的にリーシングを止め、利用目的に合わせた形で販売することもございます。

●DAIBOUCHOU
つまり、自社ビルとして自己利用を希望する方に販売するケースもある、ということですね。

■アズ企画設計 松本様
はい。自社利用を目的に物件を探している方も時折いらっしゃいます。

●DAIBOUCHOU
なるほど。そのようなケースでは空室の方が、都合が良いのですね。理解しました。ありがとうございます。
次に伺いたいのですが、開発期間が長期化すると不動産市況の変動リスクを負いやすくなります。御社としては、市況リスクにどのように対応されているのでしょうか。

株式会社アズ企画設計×著名投資家DAIBOUCHOU氏対談動画文字起こし(3)に続く



<KM>



 
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