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ドーン---1Q減収なるも、ストック型収益であるクラウド利用料は順調に増加

*13:43JST ドーン---1Q減収なるも、ストック型収益であるクラウド利用料は順調に増加
ドーン<2303>は9日、2026年5月期第1四半期(25年6月-8月)決算を発表した。売上高が前年同期比14.8%減の3.03億円、営業利益が同33.3%減の0.80億円、経常利益が同31.0%減の0.84億円、四半期純利益が同31.3%減の0.59億円となった。

同社は、第2次中期経営計画の最重点施策である「Gov-tech市場の深耕」を推進する一方で、「AIを活用したクラウドサービスの展開」や「M&A・事業提携」による課題解決へのシナジー創出に取り組むとともに、これらの達成を支える人財基盤の強化に注力している。具体的な取組みとしては、「Live119(映像通報システム)」について導入拡大を進めるとともに、「Live-X(映像通話システム)」に関して民間企業からの受注拡大に取り組んでいるほか、地方自治体の業務等に関連する適時の情報伝達を支援する「Mailio(メッセージ配信サービス)」の導入拡大、ならびに自治体や警察が防災・防犯情報を配信するスマートフォンアプリ、災害対策本部での情報収集を支援する「DMaCS(災害情報共有サービス)」等、各種システムの積極的な提案に注力した。また、tiwakiとの資本業務提携について、防犯事業を中心に、各社の強みを活かしたシナジーの創出に向け、関係各所との調整、および実証実験に取り組んでいる。

売上高については、ストック型収益であるクラウド利用料の順調な増加に加え、ライセンス販売において消防防災を中心に新規・更新受注があるなど増加要因があった一方で、前年同期に大型のSI初期開発売上があった反動等が減少要因となり、減収となった。利益面については、前年同期に大型のSI初期開発売上があった影響による売上高の反動減、及び人件費、経費項目に関して一部増加があったことにより、減益となった。

品目別の売上高については、クラウド利用料が前年同期比8.0%増の2.18億円、クラウド初期構築が同16.1%減の0.18億円、SI保守が同15.3%減の0.18億円、その他保守(ライセンス、商品)が同5.5%減の0.09億円、その他初期(ライセンス、商品)が同153.5%増の0.38億円となった。

なお、同社事業は顧客(大手企業や官公庁等)の決算期が集中する3月末にかけて売上計上される案件が多いため、第3又は第4四半期に売上高が偏重する傾向(業績の季節的変動)があり、当年度も同様の推移を見込んでいる。

2026年5月期通期の業績予想については、売上高が前期比3.3%増の17.00億円、営業利益が同6.3%増の6.10億円、経常利益が同5.7%増の6.17億円、当期純利益が同4.1%増の4.35億円とする期初計画を据え置いている。



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