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エスプール Research Memo(6):障がい者雇用支援など3分野を中心に年率10%の営業利益成長を目指す

*13:06JST エスプール Research Memo(6):障がい者雇用支援など3分野を中心に年率10%の営業利益成長を目指す
■エスプール<2471>の今後の見通し

2. 中期経営計画
同社は、2025年11月期から5ヶ年の中期経営計画を推進している。「次の10年を見据えた経営基盤のさらなる強化」を基本方針に掲げ、業績目標として2029年11月期に売上収益360億円(年平均成長率7.1%)、営業利益45億円(同10.1%)を設定した。ビジネスソリューション事業は年率10%強の増収増益を、人材ソリューション事業についてはほぼ横ばい水準で推移することを前提としている。また、M&Aや今後開始する新規事業については業績計画に織り込んでいない。計画達成に向けては、以下の4つの重点戦略を推進する。

(1) 主力事業を軸としたオーガニック成長の継続
高い成長性と競争力を兼ね備える「障がい者雇用支援」「サステナビリティ支援(環境経営支援サービス)」「地方創生支援(広域行政BPOサービス)」を注力事業領域と定め、成長ドライバーとする。人材アウトソーシングサービスについては、AIの普及でコールセンター派遣市場の縮小が見込まれるなかで、AIへの代替が難しい高付加価値業務に注力し、現状を維持する方針である。

(2) グループシナジーによる事業の推進
各事業会社が持つ強みや顧客基盤をグループ間で最大限に活用することで新たな事業機会を創出し、収益成長につなげていく。特に障がい者雇用支援サービス・環境経営支援サービス・広域行政BPOサービスにおいては、優良な顧客マーケットに対し、新サービスを積極的に展開することで事業領域の拡大を図る。また、そのほかの既存事業も、グループ間連携を強化することで営業効率の向上と売上成長を目指す。

(3) AI/DX活用による収益性及び経営効率の向上
AIやDXの積極活用を全社的に推進する。バックオフィス業務では、デジタル化・自動化により業務効率の向上とコスト削減を推進し、営業部門においてはAIの活用により、営業戦略の策定・顧客分析・営業プロセスを革新し、より効率的かつ効果的な営業活動を展開していく。

(4) 次世代を担う多様な人材の育成
「社員の成長が会社の成長につながる」という方針の下、多様な個性を尊重し、それぞれの能力を最大限に発揮できる環境を整備していく。社員一人ひとりがいきいきと活躍し共通の価値観を持ちながら、ともに成長できる組織を目指す。また、グループ経営を担う中核人材の育成にも注力し、変化を恐れず積極的に挑戦できるリーダー人材を育成することで、持続的な成長と発展を支えていく。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)



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