フィスコニュース


ソフトバンクGの下落影響は限定的【クロージング】

*16:45JST ソフトバンクGの下落影響は限定的【クロージング】
12日の日経平均は反発。220.38円高の51063.31円(出来高概算27億8000万株)で取引を終えた。好決算銘柄への買いが強まり、日経平均は反発して始まった。ただ、米国市場でハイテク株が下落したほか、ソフトバンクG<9984>下落の影響もあって、取引開始直後には50537.50円とマイナスに転じる場面もあった。その後は50500円を割り込まなかったことや米政府機関の再開への期待から押し目買いに向かわせ、大引け間際には51072.26円まで上値を伸ばした。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり銘柄数が1200を超え、全体の8割近くを占めた。セクター別では、非鉄金属、医薬品、ゴム製品、銀行など27業種が上昇。一方、金属製品、情報通信、小売、精密機器など6業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、TDK<6762>、中外薬<4519>、ソニーG<6758>、フジクラ<5803>が堅調だった半面、ソフトバンクG、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>が軟調だった。

前日の米国市場ではエヌビディアなどテック株が下落したため、指数寄与度の高いハイテク株の一角が下落し相場の重荷になり、日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。一方、2026年3月期の業績予想を上方修正した三井海洋<6269>やSWCC<5805>がともにストップ高まで買われたほか、三井金属<5706>は上場来高値を更新するなど、好決算銘柄への資金流入が強まるなかで、センチメントを改善させた、

米上院が連邦政府の閉鎖を終わらせるためのつなぎ予算案を可決したことで、週内の政府機関の再開が期待されるなか、短期筋による株式先物買い、ドル買い・円売りなどを進めたことが原動力となったようだ。政府機関の再開により発表が遅れている経済指標の発表も徐々に行われるが、足もとでは過度な警戒感は強まっていない。また、これまでに発表を終えた国内企業の決算では、通期業績予想を引き上げる企業が多く、総じて良好な結果が目立っているため、目先は日柄整理を入れながらも堅調な展開が続くことが予期待されそうだ。



<CS>



 
【重要】株予報/株予報Proを装った偽サイト、偽アカウント、偽広告にご注意ください

株予報/株予報Pro等の当社サービスを装ったり、当社の名を騙った偽サイト、偽アカウント、偽広告が確認されております。

偽サイト及び偽アカウントは、不正サイトへの誘導、個人情報の取得及び悪用、投資詐欺に遭う可能性がございますのでアクセスされないようにご注意ください。

当社では投資勧誘は行っておりません。LINEなどのSNSを利用した投資詐欺にご注意ください。

株予報 トレンドシグナル ®

2025/11/12 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,599 銘柄
1,506 銘柄   売り
 
 
 
9983 ファーストリテ 売り転換
8035 東京エレクトロン 売り転換
8031 三井物産 買い転換
4063 信越化学工業 売り転換
4502 武田薬品工業 買い転換



 
本情報の正確性には万全を期しておりますが、情報は変更になる場合があります。 また、第三者による人為的改ざん、機器の誤作動などの理由により本情報に誤りが生じる可能性があります。 本情報は、情報の提供のみを目的としており、金融商品の販売又は勧誘を目的としたものではありません。 投資にあたっての最終決定は利用者ご自身の判断でなさるようにお願いいたします。 本情報に基づいて行われる判断について、株式会社アイフィスジャパンは一切の責任を負いません。 なお、本情報の著作権は、株式会社アイフィスジャパン及び情報提供者に帰属します。 TOPIX及び東証業種別株価指数の指数値及びそれらに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社の知的財産です。 本情報の転用、複製、販売等の一切を固く禁じております。
IFIS