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7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは74ドル高、政府機関の閉鎖終了期待が支える
2025/11/08 07:38
*07:38JST 7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは74ドル高、政府機関の閉鎖終了期待が支える
■NY株式:NYダウは74ドル高、政府機関の閉鎖終了期待が支える
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は74.80ドル高の46987.10ドル、ナスダックは49.45ポイント安の23004.54で取引を終了した。
人工知能(AI)バブル懸念や政府機関閉鎖の長期化による経済への影響を警戒し、寄り付き後、下落。11月ミシガン大学消費者信頼感指数が想定以上に悪化したため、成長懸念に売りが一段と加速し、続落した。終盤にかけ、共和党は拒否したものの民主党が政府機関の再開を巡る要求を緩和したとの報道で、交渉進展で閉鎖終了が近いとの期待に下げ幅を縮小。ダウはプラス圏を回復し、まちまちで終了した。セクター別では消費者サービスが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。
オンライン旅行会社のエクスピディア(EXPE)は四半期決算の強い結果や見通し引き上げを好感した買いが続いた。予約サイト運営のエアビーアンドビー(ABNB)は第3四半期の予約が予想を上回ったほか、業績見通しが予想を上回り、上昇。在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は四半期決算で1株当たり利益が予想を上回ったほか、年末商戦が含まれる次期四半期の業績見通しも予想を上回り、上昇。
ビデオゲーム開発メーカーのテイクツー・インタラクティブ・ソフトウエア(TTWO)は第2四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回ったが、人気ゲーム発売の再度延期が発表され、下落。
連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長は中立金利に近づくにつれ、緩やかなペースで進めるのが妥当と、慎重姿勢を示した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米ミシガン大消費者信頼感指数は3年ぶり低水準も政府機関閉鎖の行方にらむ
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円48銭から153円01銭まで下落後、153円59銭まで上昇し、153円47銭で引けた。米11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想以上に低下し2022年6月来で最低となったほか、10月NY連銀の短期インフレ期待低下で長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。その後、民主党が政府機関閉鎖する案を提示したと報じられ警戒感が緩和、ドル買い、円売りが強まった。
ユーロ・ドルは1.1556ドルから1.1591ドルまで上昇し、引けた。ユーロ・円は176円87銭から177円61銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3120ドルから1.3175ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8057フランから0.8032フランまで下落した。
■NY原油:強含み、一時60ドル台を回復
NYMEX原油12月限終値:59.75 ↑0.32
7日のNY原油先物12月限は強含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+0.32ドル(+0.54%)の59.75ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは59.32-60.46ドル。ロンドン市場で60.46まで買われた後、米国市場の中盤にかけて59.32ドルまで売られたが、押し目買いが観測されており、59ドル台後半まで戻した。通常取引終了後の時間外取引では主に59.70ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 53.20ドル -0.09ドル(-0.16%)
モルガン・スタンレー(MS) 162.36ドル -1.06ドル(-0.64%)
ゴールドマン・サックス(GS)786.34ドル -1.24ドル(-0.15%)
インテル(INTC) 38.13ドル +0.89ドル(+2.38%)
アップル(AAPL) 268.47ドル -1.30ドル(-0.48%)
アルファベット(GOOG) 279.70ドル -5.64ドル(-1.97%)
メタ(META) 621.71ドル +2.77ドル(+0.44%)
キャタピラー(CAT) 563.10ドル -6.68ドル(-1.17%)
アルコア(AA) 37.32ドル +0.62ドル(+1.68%)
ウォルマート(WMT) 102.59ドル +0.91ドル(+0.89%)
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■NY株式:NYダウは74ドル高、政府機関の閉鎖終了期待が支える
米国株式市場はまちまち。ダウ平均は74.80ドル高の46987.10ドル、ナスダックは49.45ポイント安の23004.54で取引を終了した。
人工知能(AI)バブル懸念や政府機関閉鎖の長期化による経済への影響を警戒し、寄り付き後、下落。11月ミシガン大学消費者信頼感指数が想定以上に悪化したため、成長懸念に売りが一段と加速し、続落した。終盤にかけ、共和党は拒否したものの民主党が政府機関の再開を巡る要求を緩和したとの報道で、交渉進展で閉鎖終了が近いとの期待に下げ幅を縮小。ダウはプラス圏を回復し、まちまちで終了した。セクター別では消費者サービスが上昇した一方、自動車・自動車部品が下落。
オンライン旅行会社のエクスピディア(EXPE)は四半期決算の強い結果や見通し引き上げを好感した買いが続いた。予約サイト運営のエアビーアンドビー(ABNB)は第3四半期の予約が予想を上回ったほか、業績見通しが予想を上回り、上昇。在宅フィットネス事業を展開するペロトン・インタラクティブ(PTON)は四半期決算で1株当たり利益が予想を上回ったほか、年末商戦が含まれる次期四半期の業績見通しも予想を上回り、上昇。
ビデオゲーム開発メーカーのテイクツー・インタラクティブ・ソフトウエア(TTWO)は第2四半期決算で調整後の1株当たり利益が予想を上回ったが、人気ゲーム発売の再度延期が発表され、下落。
連邦準備制度理事会(FRB)のジェファーソン副議長は中立金利に近づくにつれ、緩やかなペースで進めるのが妥当と、慎重姿勢を示した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米ミシガン大消費者信頼感指数は3年ぶり低水準も政府機関閉鎖の行方にらむ
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は153円48銭から153円01銭まで下落後、153円59銭まで上昇し、153円47銭で引けた。米11月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が予想以上に低下し2022年6月来で最低となったほか、10月NY連銀の短期インフレ期待低下で長期金利低下に伴うドル売りが優勢となった。その後、民主党が政府機関閉鎖する案を提示したと報じられ警戒感が緩和、ドル買い、円売りが強まった。
ユーロ・ドルは1.1556ドルから1.1591ドルまで上昇し、引けた。ユーロ・円は176円87銭から177円61銭まで上昇した。ポンド・ドルは1.3120ドルから1.3175ドルまで上昇。ドル・スイスは0.8057フランから0.8032フランまで下落した。
■NY原油:強含み、一時60ドル台を回復
NYMEX原油12月限終値:59.75 ↑0.32
7日のNY原油先物12月限は強含み。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物12月限は、前営業日比+0.32ドル(+0.54%)の59.75ドルで通常取引を終了した。時間外取引を含めた取引レンジは59.32-60.46ドル。ロンドン市場で60.46まで買われた後、米国市場の中盤にかけて59.32ドルまで売られたが、押し目買いが観測されており、59ドル台後半まで戻した。通常取引終了後の時間外取引では主に59.70ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 53.20ドル -0.09ドル(-0.16%)
モルガン・スタンレー(MS) 162.36ドル -1.06ドル(-0.64%)
ゴールドマン・サックス(GS)786.34ドル -1.24ドル(-0.15%)
インテル(INTC) 38.13ドル +0.89ドル(+2.38%)
アップル(AAPL) 268.47ドル -1.30ドル(-0.48%)
アルファベット(GOOG) 279.70ドル -5.64ドル(-1.97%)
メタ(META) 621.71ドル +2.77ドル(+0.44%)
キャタピラー(CAT) 563.10ドル -6.68ドル(-1.17%)
アルコア(AA) 37.32ドル +0.62ドル(+1.68%)
ウォルマート(WMT) 102.59ドル +0.91ドル(+0.89%)
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