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NexTone バリュエーションレポート:レーティング_Buy 目標株価3,229円で105%の上値余地

*12:05JST NexTone バリュエーションレポート:レーティング_Buy 目標株価3,229円で105%の上値余地
NexTone<7094>

2028年3月期を最終年度とする中期経営計画の営業利益CAGR(2025年3月期の数値と比較)は+36.2%、中計最終年度は同+12.5%と予想する。保守的に考えてマーケットの平均的なPER15倍を最終年度の予想に当てはめても、株価は2,500円を上回る。企業の中期経営計画を土台にしたフィスコ予想による利益成長率を考慮した株価(4,183円)、類似企業の今期予想PER平均25倍(2,939円)も考慮して、今後1年程度の目標株価を3,229円とした。

■業績概況/中期経営計画の進捗状況
売上高や利益の時期的な振れはあるものの、事業基盤となる管理楽曲数・取扱原盤は、ともに着実な増加を示している。同社の事業基盤はストックである故に、中期業績計画の達成に向けて進捗している。

■直近決算・中計
・概要
2025年第2四半期決算では、音楽配信市場の拡大や、著作権管理楽曲数及び取扱原盤数の着実な増加等を背景に、各事業とも増収。営業利益も過去最高であった2年前の数字を大きく更新している。
2025年3月期実績における著作権使用料徴収シェアはJASRACが91.1%、同社が8.9%。着実に向上してきたシェアを10%として、最終的に50%にする。

・当社アナリストのコメント
売上高は計画比100.6%、営業利益86.6%と利益面で未達だが、前年同期比+55.4%の増益と高い成長を継続。日本の「ゲーム音楽」をグローバル視点でワールドワイドに広める新機軸などにも注目。
著作権使用料徴収額のシェアは足もとで年間1ptの上昇となっている。年間の振れはあろうが、1pt程度のシェア上昇を想定している中計の前提に蓋然性はある。

■投資のポイント
・強み/競争力の源泉
規模の経済性が必要で新規参入障壁が高い事業であること、著作権の管理から楽曲の利用促進まで一気通貫で手掛けていること、安定的なストックビジネスであることが強み。

・株価のアップサイド要因/変化の兆し
著作や原盤の活用が拡がる領域が開発され、管理数の拡大との相乗効果が発揮されると上振れ要因になる。2027年3月期のプライム市場上場目標も要注目。

・株主還元
今期末に一株あたり20円の初配当の実施予定を発表している。

(執筆:フィスコアナリスト 山本 泰三)



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2025/12/09 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,158 銘柄
1,734 銘柄   売り
 
 
 
8035 東京エレクトロン 買い転換
7741 HOYA 売り転換
285A キオクシアH 売り転換
8630 SOMPOH 買い転換
8750 第一生命H 買い転換



 
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