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Will Smart:下方修正からの転換点を探る局面、数倍の時価総額は視野に入る

*10:40JST Will Smart:下方修正からの転換点を探る局面、数倍の時価総額は視野に入る
モビリティ業界を中心とした事業課題解決に対してDX技術を駆使したソリューションの企画・提案、ソフトウェアの受託開発及び運用支援を手掛けるWill Smart<175A>の株価が調整している。2025年12月期の業績予想を大幅に下方修正したことか理由となるが、ストック売上高は着実に積み上がり、2026年2月に発表される中期ビジョン2030達成に向けた中期経営計画も注目され、底打ち反転の時期を見極めたい局面となる。

2025年12月期の予想は、売上高を1,200百万円から780百万円、営業損益を50百万円の黒字から290百万円の赤字へ下方修正されている。同社の売上高は、顧客提案を伴うシステムの受託開発および関連ハードウェア納品によるショット売上高と、受託開発後の保守・運用や当社システムの使用料・ライセンス料によるストック売上高から構成されている。ストック売上高が期初計画250百万円に対して320 百万円の上振れ見通しだが、ショット売上高が期初計画950百万円に対して460百万円の大幅下振れ見通しとなった。EV関連需要の伸び悩みによる影響で200~250 百万円、大口顧客であるENEOSカーシェアがサービス事業を終了することによる影響で100~150 百万円、物流市場向け商品(仮称:次世代型デジタコ)リリース延期による影響で100~130百万円が減額になる。

ただし、物流市場向け商品リリースは来期での売上高計上が見込まれ、国・自治体向けの営業活動においては、地域交通課題の解決に向けたソリューション提供に関し、関連省庁との関係構築が進展している。現時点で、2026年12月期の売上高は、今期の水準を超える見通しであり、今後の営業活動において更なる案件積み増しを図っていく。ストック売上高に加えて、現在までに営業済みで受注済・内示見通しの案件により、売上高1,000百万円程度、バスターミナル開発案件なども含めた+αを今後営業活動による新規受注分で伸ばしていくことが想定される。なお、2025年12月期の第3四半期現在で、特定顧客依存度は8%(売上高43百万円/総売上550百万円)、総アカウント数93社であり、今期ほどの大口顧客の解約による影響は発生しない。

現状、時価総額は11億円。新たな中計で利益数億円と高い成長率が提示されれば、数倍の時価総額が視野に入る。




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株予報 トレンドシグナル ®

2025/12/11 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   1,049 銘柄
2,051 銘柄   売り
 
 
 
9984 ソフトバンクG 売り転換
8035 東京エレクトロン 売り転換
8411 みずほFG 売り転換
4063 信越化学工業 売り転換
6981 村田製作所 売り転換



 
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