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11日の中国本土市場概況:上海総合は続落、デフレ懸念が再燃

*18:22JST 11日の中国本土市場概況:上海総合は続落、デフレ懸念が再燃
11日の中国本土市場は続落、主要指標の上海総合指数が前日比27.18ポイント(0.70%)安の3873.32ポイントと3日続落した。

発表された11月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、デフレ懸念が再燃。内需の回復に対する不安が広がり、景気の先行きに慎重な見方が強まったことで幅広い業種に売りが出た。一方、米連邦公開市場委員会(FOMC)で米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを決定したことが支援材料。また、中国共産党の経済政策会議が近く開かれる見通しのなか、追加の景気刺激策に対する期待感も根強く、指数は下げ幅を縮小して取引を終えた。

業種別では、不動産が大幅安。金地集団(600383/SH)が4.5%安、緑地HD(600606/SH)が4.0%安、保利発展控股集団(600048/SH)と光明地産(600708/SH)がそろって3.9%安で引けた。

また、ハイテク株も売られた。富士康工業互聯網(601138/SH)が4.5%安、華勤技術(603296/SH)が2.8%安、杭州士蘭微電子(600460/SH)が2.3%安となった。最近の上昇で過熱感が強まったもようだ。

半面、製薬銘柄は堅調。昭衍新薬(603127/SH)が3.0%高、北京福元医薬(601089/SH)が2.5%高、甘李薬業(603087/SH)が2.0%高で引けた。

外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.09ポイント(0.04%)安の248.77ポイント、深センB株指数が10.12ポイント(0.79%)安の1266.83ポイントで終了した。



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2025/12/11 15:30 現在

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