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SFP Research Memo(5):2026年2月期は期初予想を据え置き、メニュー改定効果等により増収増益を見込む

*11:05JST SFP Research Memo(5):2026年2月期は期初予想を据え置き、メニュー改定効果等により増収増益を見込む
■SFPホールディングス<3198>の業績見通し

1. 2026年2月期の業績予想
2026年2月期の業績については期初予想を据え置き、売上高を前期比6.9%増の32,500百万円、営業利益を同14.3%増の2,500百万円、経常利益を同14.0%増の2,600百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同14.5%増の1,700百万円と増収増益を見込んでいる。

引き続き好調なインバウンド需要が追い風になるなか、積極的な新規出店や「鳥良商店」の全面リニューアル効果等による既存店の伸びが増収に寄与する。また、新規出店については15店舗(通期合計)を予定している。

損益面では、中間期同様、食材費上昇による影響が見込まれるものの、メニュー改定や価格の最適化などにより原価率改善を図るとともに、光熱費の増加や新規出店費用についても増収によりカバーし増益を確保する見通しだ。

2. 弊社の見方
先行き不透明な経済情勢が国内消費やインバウンド需要、物価などに及ぼす影響については引き続き注視する必要があるものの、同社業績予想の達成は十分に可能であると弊社では見ている。もっとも、達成のカギを握るのは、1)段階的なメニュー改定(磯丸水産)、及び2)全面リニューアル(鳥良商店)の効果が2026年2月期第3四半期以降の業績にどの程度寄与するかにかかっている。1)及び2)が想定どおりに効果を発揮し、さらに年末年始(第4四半期)の繁忙期に需要を取り込むことができれば十分なキャッチアップシナリオと言えるだろう。注目すべきは、下期予定分を含めた新規出店の立ち上がりの状況だ。軸となる「磯丸水産」及び「五の五」が順調に立ち上がれば、今後の出店加速にも弾みがつくことが期待できる。特に地方出店については、未知数の部分がある一方で伸びしろが大きく、いかに「磯丸水産」の特長を生かせる駅前等の一等立地を確保し、さらには「五の五」などとの複数業態によるドミナント展開へとつなげていくのか、今後の出店余地や出店ペースをつかむうえでも重要な判断材料となる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)



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