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東証グロ-ス指数は3日ぶり反発、日銀会合通過で安心感
2025/10/30 16:41
*16:41JST 東証グロ-ス指数は3日ぶり反発、日銀会合通過で安心感
東証グロース市場指数 921.42 +5.87/出来高 2億2796万株/売買代金 1103億円東証グロース市場250指数 707.46 +4.03/出来高 1億7168万株/売買代金 922億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって3日ぶり反発。値上がり銘柄数は311、値下がり銘柄数は253、変わらずは37。
前日29日の米株式市場でダウ平均は5日ぶり反落。半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し、ハイテクが引き続き相場を押し上げた。一方、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り0.25%の利下げを決定したものの、1メンバーが据え置きを主張したほか、パウエル議長が12月FOMCでの利下げを巡り「決定ではない」と慎重な姿勢を示し失望感に相場は失速。ダウ平均は下落に転じた。
今日のグロ-ス市場は概ね底堅い展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.19%安となった。東証グロース市場指数は昨日までの続落で4.2%下落し、東証プライムに対する新興市場の出遅れ感が強まっており、今日の東証グロース市場指数は出遅れ修正に期待する買いもあり、概ね底堅く推移した。また、日銀が金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めたことも安心感となった。一方、今日は取引終了後に植田日銀総裁の記者会見が予定されていることから、これを見極めたいとして積極的な買いは限定的だった。また、今日も市場の関心は東証プライムの主力半導体関連株や人工知能(AI)
関連株に向かい、引き続き新興市場には投資資金が向かいにくく、こうした状況から、今日の東証グロース市場指数は概ね底堅く推移したが、昨日までの大幅続落の後にしては上値は重い展開だった。
個別では、25日線を上回り先高期待が高まったデータセク<3905>、前日大幅安で押し目買いが優勢となったサイエンスアーツ<4412>、25日線が下値支持線として機能しいたフルッタ<2586>、前日大幅安で押し目買いが入ったアディッシュ<7093>が上げた。時価総額上位銘柄では、トライアル<141A>やサンバイオ<4592>が上昇。値上がり率上位には、ソフトフロン<2321>、売れるG<9235>などが顔を出した。
一方、75日線を下回り見切り売りも出た地域新聞社<2164>、26年3月期上期営業利益77.6%増となり前日買われ本日は反動安となったSBIリーシング<5834>、手仕舞い売りが続いたJDSC<4418>、前日に25日線を下回り見切り売りも出たメドレックス<4586>が下げた。時価総額上位銘柄では、タイミー<215A>やGENDA<9166>が下落。値下がり率上位には、AB&C<9251>、PSOL<4450>などが顔を出した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2321|ソフトフロン | 229| 26| 12.81|
2| 3905|データセク | 1915| 205| 11.99|
3| 2586|フルッタ | 241| 21| 9.55|
4| 9235|売れるネット広告 | 1113| 93| 9.12|
5| 4255|THECOO | 1118| 84| 8.12|
6| 6190|PXB | 533| 38| 7.68|
7| 4563|アンジェス | 88| 6| 7.32|
8| 9237|笑美面 | 1122| 72| 6.86|
9| 4412|サイエンスアーツ | 1764| 112| 6.78|
10| 9271|和心 | 1097| 68| 6.61|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 9251|AB&C | 1118| -206| -15.56|
2| 4450|PSOL | 2288| -281| -10.94|
3| 4586|メドレック | 124| -11| -8.15|
4| 1436|グリーンエナジー | 2199| -189| -7.91|
5| 4418|JDSC | 1425| -115| -7.47|
6| 3664|モブキャスト | 51| -4| -7.27|
7| 438A|インフキュリオン | 1157| -79| -6.39|
8| 6612|バルミューダ | 766| -51| -6.24|
9| 350A|デジタルグリッド | 861| -49| -5.38|
10| 3777|環境フレンドリーHD | 53| -3| -5.36|
<SK>
東証グロース市場指数 921.42 +5.87/出来高 2億2796万株/売買代金 1103億円東証グロース市場250指数 707.46 +4.03/出来高 1億7168万株/売買代金 922億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって3日ぶり反発。値上がり銘柄数は311、値下がり銘柄数は253、変わらずは37。
前日29日の米株式市場でダウ平均は5日ぶり反落。半導体エヌビディア(NVDA)の上昇がけん引し、ハイテクが引き続き相場を押し上げた。一方、連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り0.25%の利下げを決定したものの、1メンバーが据え置きを主張したほか、パウエル議長が12月FOMCでの利下げを巡り「決定ではない」と慎重な姿勢を示し失望感に相場は失速。ダウ平均は下落に転じた。
今日のグロ-ス市場は概ね底堅い展開となった。グロース市場の時価総額上位20銘柄で構成される東証グロース市場Core指数は0.19%安となった。東証グロース市場指数は昨日までの続落で4.2%下落し、東証プライムに対する新興市場の出遅れ感が強まっており、今日の東証グロース市場指数は出遅れ修正に期待する買いもあり、概ね底堅く推移した。また、日銀が金融政策決定会合で政策金利の据え置きを決めたことも安心感となった。一方、今日は取引終了後に植田日銀総裁の記者会見が予定されていることから、これを見極めたいとして積極的な買いは限定的だった。また、今日も市場の関心は東証プライムの主力半導体関連株や人工知能(AI)
関連株に向かい、引き続き新興市場には投資資金が向かいにくく、こうした状況から、今日の東証グロース市場指数は概ね底堅く推移したが、昨日までの大幅続落の後にしては上値は重い展開だった。
個別では、25日線を上回り先高期待が高まったデータセク<3905>、前日大幅安で押し目買いが優勢となったサイエンスアーツ<4412>、25日線が下値支持線として機能しいたフルッタ<2586>、前日大幅安で押し目買いが入ったアディッシュ<7093>が上げた。時価総額上位銘柄では、トライアル<141A>やサンバイオ<4592>が上昇。値上がり率上位には、ソフトフロン<2321>、売れるG<9235>などが顔を出した。
一方、75日線を下回り見切り売りも出た地域新聞社<2164>、26年3月期上期営業利益77.6%増となり前日買われ本日は反動安となったSBIリーシング<5834>、手仕舞い売りが続いたJDSC<4418>、前日に25日線を下回り見切り売りも出たメドレックス<4586>が下げた。時価総額上位銘柄では、タイミー<215A>やGENDA<9166>が下落。値下がり率上位には、AB&C<9251>、PSOL<4450>などが顔を出した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・値上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 2321|ソフトフロン | 229| 26| 12.81|
2| 3905|データセク | 1915| 205| 11.99|
3| 2586|フルッタ | 241| 21| 9.55|
4| 9235|売れるネット広告 | 1113| 93| 9.12|
5| 4255|THECOO | 1118| 84| 8.12|
6| 6190|PXB | 533| 38| 7.68|
7| 4563|アンジェス | 88| 6| 7.32|
8| 9237|笑美面 | 1122| 72| 6.86|
9| 4412|サイエンスアーツ | 1764| 112| 6.78|
10| 9271|和心 | 1097| 68| 6.61|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 9251|AB&C | 1118| -206| -15.56|
2| 4450|PSOL | 2288| -281| -10.94|
3| 4586|メドレック | 124| -11| -8.15|
4| 1436|グリーンエナジー | 2199| -189| -7.91|
5| 4418|JDSC | 1425| -115| -7.47|
6| 3664|モブキャスト | 51| -4| -7.27|
7| 438A|インフキュリオン | 1157| -79| -6.39|
8| 6612|バルミューダ | 766| -51| -6.24|
9| 350A|デジタルグリッド | 861| -49| -5.38|
10| 3777|環境フレンドリーHD | 53| -3| -5.36|
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