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フェローテック---2Qは増収、通期予想の上方修正を発表

*18:40JST フェローテック---2Qは増収、通期予想の上方修正を発表
フェローテック<6890>は14日、2026年3月期第2四半期(25年4月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.3%増の1,409.80億円、営業利益が同0.6%増の143.33億円、経常利益が同16.5%減の129.23億円、親会社株主に帰属する中間純利益が同31.4%減の63.08億円となった。

半導体等装置関連事業の売上高は883.78億円(前年同期比5.2%増)、営業利益は81.90億円(前年同期比2.1%減)となった。真空シール及び各種製造装置向け金属加工製品は、米国メーカー、中国メーカーの堅調な需要を受け増収となった。半導体マテリアル製品は、セラミックスが大きく売上を伸ばし、石英、CVD-SiCも増加した。部品洗浄サービスは、中国の半導体及びFPD工場の良好な稼働率を背景に増収となった。一方、石英坩堝は、太陽光パネル需要の調整により減収となった。また、減価償却費をはじめとする新工場の立上げ費用負担増も利益に影響を与えている。

電子デバイス事業の売上高は280.90億円(前年同期比21.7%増)、営業利益は58.23億円(前年同期比45.9%増)となった。サーモモジュールは、好調な生成AIサーバー投資を背景に光トランシーバー向け出荷が伸びた。パワー半導体用基板も順調に売上を伸ばしている。センサの収益は前年度の大泉製作所の決算期変更影響で第1四半期の収益計上がなかったが、今期は収益計上しているため純増となった。

車載関連事業の売上高は159.91億円(前年同期比11.8%増)、営業利益は14.54億円(前年同期比9.9%増)となった。パワー半導体用基板は、AMB基板は販売が増加したがDCB基板の販売がやや減少し、全体では小幅な伸びにとどまった。サーモモジュールは、EV市場の変化もあり売上が減少した。センサは電子デバイス事業同様、前年度の大泉製作所の決算期変更影響で今期は収益計上しており純増となった。

その他の売上高は85.20億円(前年同期比37.9%減)、営業損失は3.01億円(前年同期は営業損失7.93億円)となった。太陽電池用シリコン製品が出荷減となったことに加え、前年同期に出荷増となった工作機械が反動減となり、大きく減収となった。

2026年3月期通期の連結業績予想については、同日、業績予想の上方修正を発表した。売上高が前期比3.9%増の2,850.00億円(前回予想と変わらず)、営業利益が同24.5%増(前回予想比7.1%増)の300.00億円、経常利益が同9.6%増(同7.7%増)の280.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.0%増の160.00億円(前回予想と変わらず)としている。



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