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ポールHD Research Memo(7):自己資本比率はやや改善

*11:07JST ポールHD Research Memo(7):自己資本比率はやや改善
■業績動向

3. 財務状況と経営指標
ポールトゥウィンホールディングス<3657>の2026年1月期中間期末の資産合計は前期末比2,897百万円減の25,543百万円となった。HIKE及びその子会社が連結対象から外れたことや、中間期末の為替レートが144.81円/米ドルと前期末の158.18円/米ドルから円高になったことで外貨建て資産が目減りしたことによる。流動資産は、主に現金及び預金が773百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が1,998百万円、仕掛品が247百万円それぞれ減少したことにより、同2,965百万円減の16,741百万円となった。固定資産はのれんが296百万円、ソフトウェアが104百万円、無形資産が148百万円それぞれ減少した一方で、有形固定資産が65百万円、投資有価証券が72百万円、繰延税金資産が501百万円増加したことにより、同67百万円増の8,801百万円となった。

負債合計は前期末比1,841百万円減の14,153百万円となった。有利子負債が551百万円増加した一方で、未払金が1,396百万円、未払法人税等が153百万円、その他流動負債(前受金等)が720百万円それぞれ減少した。純資産合計は同1,055百万円減の11,389百万円となった。主に親会社株主に帰属する中間純損失の計上と配当金の支払い等により利益剰余金が675百万円減少したほか、為替換算調整勘定が386百万円減少したことによる。

経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は44.6%と同社が目標としている50%超の水準を依然下回っているものの、前期末比では0.8ポイント上昇するなどやや改善した。今後収益を回復軌道に乗せることで早期に50%超の水準に引き上げていく。また、借入金の増加により有利子負債比率は同10.1ポイント上昇の67.2%となったほか、ネットキャッシュ(現金及び預金−有利子負債)も前期末比で1,325百万円減少するなど、財務体質はやや悪化したが、これについても今後の収益回復によって改善に向かう可能性が高いと弊社では見ている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)




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