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注目銘柄ダイジェスト(前場):NEC、グッドコムA、ノジマなど
2025/10/30 11:34
*11:34JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):NEC、グッドコムA、ノジマなど
カプコン<9697>:3895円(-430円)
大幅続落。前日に上半期の決算を発表。営業利益は393億円で前年同期比89.8%増となり、7-9月期も同88.0%増と高い利益成長が継続する形になっている。繰延収益の収益認識実現、「新鬼武者3」の一部出荷計上などが大幅増益の背景に。ただ、上半期実績は市場想定線であり、通期予想の730億円、前期比11.0%増を据え置き。サプライズ乏しく出尽くし感が先行。主力タイトル「モンハンワイルズ」のリピート販売伸び悩みもマイナス視。
ノジマ<7419>:1160円(-133円)
大幅続落。上半期の決算を本日発表している。営業利益は277億円で前期比38.6%増となり、第1四半期決算時に上方修正した水準の260億円も上振れ着地に。同時に上方修正された通期予想の560億円、前期比15.8%増は今回据え置かれている。7-9月期は132億円で前年同期比8.3%増に増益率が鈍化していることもあって、足元で株価が高値圏にあったことからも、出尽くし感が先行する流れになっているようだ。
グッドコムA<3475>:1354円(-171円)
大幅続落。本日は10月期決算企業の権利落ち日となっている。同社の25年10月期年間配当金は45円と計画されており、前日終値ベースでの配当利回りは3.0%の水準であった。さらに、25年10月期は記念優待も実施、1000株以上保有の株主には年間10万円のデジタルギフトが贈呈される。1000株保有株の年間配当・優待利回りは前日終値ベースで9.5%の高水準であった。
NEC<6701>:5756円(+652円)
大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表、営業利益は832億円で前年同期比2.1倍となり、市場予想を250億円強上回っている。とりわけ、国内ITの収益性改善が目立つ状況になっている。通期予想は従来の3100億円から3300億円、前期比28.7%増に引き上げ、コンセンサスは3200億円程度であったとみられる。なお、米通信事業者向けソフトウエア企業CSGシステムズを約4417億円で買収することも発表している。
SCSK<9719>:5107円 カ -
ストップ高買い気配。住友商事が同社を完全子会社化すると発表している。TOB価格は5700円で前日終値比29.3%のプレミアムだが、前日は観測報道を受けて急伸する形にもなっており、28日終値比でのプレミアムは33.9%の水準に。同社ではTOBに賛同の意見を表明しており、TOB価格にサヤ寄せの動きが強まる形。なお、TOB期間は10月30日から12月12日までとなっている。
GENDA<9166>:734円(+9円)
反発。29日の取引終了後に、米Newo Enterprisesのアミューズメント施設運営事業を譲り受けることを発表し、好感されている。Newo Enterprisesは米国フロリダ州においてアミューズメント施設及びミニロケを展開している。リゾートホテル内で拠点を運営しており、同社グループで米国ミニロケ事業を展開しているBarberio Music Company(米国テキサス州)とあわせ、ホテルやリゾート施設内におけるミニロケでのシェア増加、ネットワーク拡充を図っていく。
ティムス<4891>:138円(+1円)
反発。SMTP化合物関連の特許が米国において成立したことを発表し、好材料視されている。当該特許は、21年5月11日付にて同社がBiogen MAへ譲渡をおこない、その後、24年1月11日付にてBiogenからCorxel Pharmaceuticals Hong Kongへ譲渡された知的財産権を構成する特許の一つであり、米国において23年12月に成立した特許の分割特許である。また、関連特許(同じパテント・ファミリーに属する特許)は、日本においては24年5月2日に成立している。
ドリコム<3793>:452円(-13)
続落。29日の取引終了後に、26年3月期第2四半期の業績を発表し、これを嫌気した売りに押されている。売上高は82.38億円(前年同期比105.0%増)と増収も、経常損失が6.16億円(前年同期は経常損失3.54億円)と赤字幅が拡大した。主力のゲーム事業において、新規タイトルによる貢献があったが、自社配信タイトルの売上増加に伴う変動費(支払手数料等)の増加、及び新規タイトルのリリースに伴う固定費(ソフトウエア償却費・広告宣伝費等)の増加によりセグメント損失を計上した。
<ST>
カプコン<9697>:3895円(-430円)
大幅続落。前日に上半期の決算を発表。営業利益は393億円で前年同期比89.8%増となり、7-9月期も同88.0%増と高い利益成長が継続する形になっている。繰延収益の収益認識実現、「新鬼武者3」の一部出荷計上などが大幅増益の背景に。ただ、上半期実績は市場想定線であり、通期予想の730億円、前期比11.0%増を据え置き。サプライズ乏しく出尽くし感が先行。主力タイトル「モンハンワイルズ」のリピート販売伸び悩みもマイナス視。
ノジマ<7419>:1160円(-133円)
大幅続落。上半期の決算を本日発表している。営業利益は277億円で前期比38.6%増となり、第1四半期決算時に上方修正した水準の260億円も上振れ着地に。同時に上方修正された通期予想の560億円、前期比15.8%増は今回据え置かれている。7-9月期は132億円で前年同期比8.3%増に増益率が鈍化していることもあって、足元で株価が高値圏にあったことからも、出尽くし感が先行する流れになっているようだ。
グッドコムA<3475>:1354円(-171円)
大幅続落。本日は10月期決算企業の権利落ち日となっている。同社の25年10月期年間配当金は45円と計画されており、前日終値ベースでの配当利回りは3.0%の水準であった。さらに、25年10月期は記念優待も実施、1000株以上保有の株主には年間10万円のデジタルギフトが贈呈される。1000株保有株の年間配当・優待利回りは前日終値ベースで9.5%の高水準であった。
NEC<6701>:5756円(+652円)
大幅続伸。前日に第2四半期の決算を発表、営業利益は832億円で前年同期比2.1倍となり、市場予想を250億円強上回っている。とりわけ、国内ITの収益性改善が目立つ状況になっている。通期予想は従来の3100億円から3300億円、前期比28.7%増に引き上げ、コンセンサスは3200億円程度であったとみられる。なお、米通信事業者向けソフトウエア企業CSGシステムズを約4417億円で買収することも発表している。
SCSK<9719>:5107円 カ -
ストップ高買い気配。住友商事が同社を完全子会社化すると発表している。TOB価格は5700円で前日終値比29.3%のプレミアムだが、前日は観測報道を受けて急伸する形にもなっており、28日終値比でのプレミアムは33.9%の水準に。同社ではTOBに賛同の意見を表明しており、TOB価格にサヤ寄せの動きが強まる形。なお、TOB期間は10月30日から12月12日までとなっている。
GENDA<9166>:734円(+9円)
反発。29日の取引終了後に、米Newo Enterprisesのアミューズメント施設運営事業を譲り受けることを発表し、好感されている。Newo Enterprisesは米国フロリダ州においてアミューズメント施設及びミニロケを展開している。リゾートホテル内で拠点を運営しており、同社グループで米国ミニロケ事業を展開しているBarberio Music Company(米国テキサス州)とあわせ、ホテルやリゾート施設内におけるミニロケでのシェア増加、ネットワーク拡充を図っていく。
ティムス<4891>:138円(+1円)
反発。SMTP化合物関連の特許が米国において成立したことを発表し、好材料視されている。当該特許は、21年5月11日付にて同社がBiogen MAへ譲渡をおこない、その後、24年1月11日付にてBiogenからCorxel Pharmaceuticals Hong Kongへ譲渡された知的財産権を構成する特許の一つであり、米国において23年12月に成立した特許の分割特許である。また、関連特許(同じパテント・ファミリーに属する特許)は、日本においては24年5月2日に成立している。
ドリコム<3793>:452円(-13)
続落。29日の取引終了後に、26年3月期第2四半期の業績を発表し、これを嫌気した売りに押されている。売上高は82.38億円(前年同期比105.0%増)と増収も、経常損失が6.16億円(前年同期は経常損失3.54億円)と赤字幅が拡大した。主力のゲーム事業において、新規タイトルによる貢献があったが、自社配信タイトルの売上増加に伴う変動費(支払手数料等)の増加、及び新規タイトルのリリースに伴う固定費(ソフトウエア償却費・広告宣伝費等)の増加によりセグメント損失を計上した。
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