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ファンペップ---3Q抗体誘導ペプチドプロジェクト及び機能性ペプチド「SR-0379」を中心に研究開発を推進

*15:24JST ファンペップ---3Q抗体誘導ペプチドプロジェクト及び機能性ペプチド「SR-0379」を中心に研究開発を推進
ファンペップ<4881>は14日、2025年12月期第3四半期(25年1月-9月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比91.0%減の0.00億円、営業損失が12.53億円(前年同期は5.79億円の損失)、経常損失が12.38億円(同5.65億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失が12.34億円(同5.59億円の損失)となった。

抗体誘導ペプチドプロジェクトにおける抗体誘導ペプチド「FPP004X」(標的タンパク質:IgE)について、同社グループはFPP004Xの第I相臨床試験を2025年3月に開始した。その後、被験者募集が概ね順調に推移し、2025年9月に被験者登録を完了している。本試験では、健康成人及び季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)患者を対象に、FPP004Xの安全性、忍容性及び免疫原性(抗体産生)を主に評価する。なお、FPP004Xに関しては、塩野義製薬<4507>との間でオプション契約を締結しており、塩野義製薬は全世界での全疾患に対する独占的研究開発及び商業化権の取得に関するオプション権を保有している。抗体誘導ペプチド「FPP003」(標的タンパク質:IL-17A)について、同社グループは、2019年4月からFPP003の尋常性乾癬を対象疾患とする第I/IIa相臨床試験をオーストラリアで実施した。本試験において、FPP003投与症例の約8割で抗IL-17A抗体の抗体価の持続的な上昇が確認された。安全性に関しては、ワクチンで頻繁にみられる局所反応以外に特に臨床的に問題となるものはみられなかった。また、強直性脊椎炎を対象とする開発については、医師主導治験による第IIa相臨床試験の段階にある。

機能性ペプチド「SR-0379」については、複数のアカデミア主導の医師主導治験、更に企業治験を経て、現在、塩野義製薬と同社グループの共同開発により日本での開発を進めている。同社グループは、2021年6月から皮膚潰瘍患者を対象とする第III相臨床試験(SR0379-JP-SU-01試験、以下、「01試験」)を実施した。その結果、本試験の事後部分集団解析において、SR-0379群はプラセボ群と比較して、主要評価項目の統計学的有意な改善を確認することができた。安全性に関しては、治験薬と因果関係がある有害事象はなく、SR-0379の高い安全性が確認された。同社グループは、01試験で効果がみられた皮膚潰瘍患者を対象に、有効性の再現性を確認するための追加の第III相臨床試験(SR0379-JP-SU-02試験)を2024年12月に開始している。

2025年12月期通期について、同社グループの事業収益は新規提携候補先等との交渉状況等に依存しており、その不確実性を考慮すると現時点では合理的に算定することが困難なため、連結業績予想は記載していない。



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