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ダイキアクシス Research Memo(8):2025年12月期通期では増収増益基調の継続を見込む

*11:08JST ダイキアクシス Research Memo(8):2025年12月期通期では増収増益基調の継続を見込む
■ダイキアクシス<4245>の業績見通し

1. 2025年12月期の業績見通し
2025年12月期の業績予想について同社は、期初予想を据え置き、売上高を前期比2.1%増の47,800百万円、営業利益を同4.9%増の1,100百万円、経常利益を同0.7%増の1,150百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同84.6%増の650百万円と増収増益基調の継続を見込んでいる。

売上高は、主要3事業がそれぞれ増収を確保する見通しである。「環境機器関連事業」では、国内における営業体制の強化や海外事業の伸び(インド、バングラデシュの安定稼働)が増収に寄与すると見込み、「住宅機器関連事業」では、建築・設備工事業の減少を住設販売・流通事業の伸びがカバーすると見込んでいる。「再生可能エネルギー関連事業」では、安定した売電収益に加え、バイオディーゼル燃料における販路拡大(商社との連携等)及びグリーンデータセンター事業の拡大により伸長する想定だ。

利益面では、大型案件のはく落により「環境機器関連事業」が減益となるものの、「住宅機器関連事業」による収益の底上げと「再生可能エネルギー関連事業」における巻き返しにより増益を確保する。営業利益率も2.3%(前期は2.2%)とわずかに改善する見通しである。

2. 弊社の見方
親会社株主に帰属する当期純利益の進捗の遅れ(法人税等の税負担の影響)は気になるものの、それを除く中間期業績の進捗や下期に見込まれるプラス材料等を勘案すれば、同社の業績予想は十分に達成可能であると弊社では見ている。特に海外事業(インド、スリランカ等)における稼働の伸びに加え、関東圏での事業展開を開始したバイオディーゼル燃料の拡販やグリーンデータセンター事業の拡大がポイントとなるだろう。引き続き、インドでの取り組み(現地政府との連携や人的資本強化、製造工程の効率化等)の進捗をフォローするとともに、インドモデルのグローバル展開にも注目したい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)



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