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アーレスティ---1Q増収・大幅な増益、ダイカスト事業日本・北米、完成品事業の売上高・利益が順調に伸長

*09:54JST アーレスティ---1Q増収・大幅な増益、ダイカスト事業日本・北米、完成品事業の売上高・利益が順調に伸長
アーレスティ<5852>は8日、2026年3月期第1四半期(25年4月-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.7%増の429.14億円、営業利益が16.23億円(前年同期は1.01億円の利益)、経常利益が同85.9%増の12.89億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同99.9%増の9.76億円となった。

ダイカスト事業(日本)の売上高は前年同期比19.4%増の167.80億円、セグメント利益は6.34億円(前年同期は2.99億円の損失)となった。日本自動車市場では、主要顧客からの受注量の増加により、売上高は増収となった。収益面においては、受注量の増加に加えて前期に実施した人員規模適正化による固定費の圧縮等の影響により、黒字化となった。

ダイカスト事業(北米)の売上高は同8.3%増の141.41億円、セグメント利益は同112.3%増の6.33億円となった。北米自動車市場では、メキシコ工場において新規製品の量産が開始したこと等による受注量の増加により、売上高は増収となった。収益面においては、人件費等の製造コストの上昇が継続している一方で、前期の減損損失計上による減価償却費の減少等により、増益となった。

ダイカスト事業(アジア)の売上高は同6.0%増の92.34億円、セグメント利益は同78.0%減の0.55億円となった。アジア自動車市場では、中国工場において新規製品の量産が開始したこと等による受注量の増加により、売上高は増収となった。収益面においては、中国工場における生産体制の合理化による固定費の削減等があったものの、インド工場における一部製品の生産が安定しないことに伴うコストの増加や原材料費の高騰等により、減益となった。

アルミニウム事業の売上高は同3.5%減の16.40億円、セグメント利益は同304.3%増の0.64億円となった。販売重量が前年同期比5.0%減となったことにより、売上高は減収となった。収益面においては、販売単価が上昇したことにより、増益となった。

完成品事業の売上高は同25.9%増の11.17億円、セグメント利益は同729.1%増の1.63億円となった。主要販売先である半導体関連企業のクリーンルーム物件等の受注が増加したことにより、売上高は増収となった。収益面においては、売上高の増加による影響等により、増益となった。

2026年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.1%減の1,612.00億円、営業利益が同6.8%増の36.00億円、経常利益が同1.8%増の31.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が23.00億円とする期初計画を据え置いている。




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