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ユーロ週間見通し:弱含みか、日本の通貨当局は円安進行を懸念

*13:38JST ユーロ週間見通し:弱含みか、日本の通貨当局は円安進行を懸念
■弱含み、米国金利の先安観は後退

今週のユーロ・ドルは弱含み。10月28-29日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で0.25ptの追加利下げが決まったが、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が次回会合での追加利下げに慎重な見方を伝えたことから、リスク選好的なユーロ買い・米ドル売りは縮小した。取引レンジ:1.1522ドル-1.1669ドル。

■伸び悩みか、欧米中銀の金融政策を見極めへ

来週のユーロ・ドルは伸び悩みか。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はさらなる緩和について慎重であること、欧州中央銀行(ECB)の今後の政策方針は不透明であるため、リスク選好的なユーロ買い・米ドル売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

予想レンジ:1.1400ドル-1.1700ドル

■伸び悩み、ECBの政策金利見通しは不透明

今週のユーロ・円は伸び悩み。日本銀行による12月利上げ観測の後退によって日本とユーロ圏の金利差縮小を想定したユーロ売り・円買いは縮小したが、欧州中央銀行(ECB)の政策金利見通しははっきりしないため、週後半はユーロ売り・米ドル買いが優勢となった。この影響でユーロ買い・円売りの取引は週末前に縮小した。取引レンジ:176円64銭-178円82銭。

■弱含みか、日本の通貨当局は円安進行を懸念

来週のユーロ・円は伸び悩みか。欧州中央銀行(ECB)は現行の金融政策を維持したものの、今後の政策方針は不透明。一方、日本銀行は追加利上げを見送ったが、日本の通貨当局は円安進行を懸念している。この状況で日本銀行による早期利上げ観測が浮上した場合、ユーロ・円には調整の売りが出やすい。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・6日:9月小売売上高(8月:前月比+0.1%)

予想レンジ:176円00銭-180円00銭




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