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日経平均は連日で最高値を更新、高市首相誕生で政策期待が高まる【クロージング】

*16:29JST 日経平均は連日で最高値を更新、高市首相誕生で政策期待が高まる【クロージング】
21日の日経平均は続伸。130.56円高の49316.06円(出来高概算22億4000万株)と史上最高値を連日更新して取引を終えた。米国株の上昇や高市政権に対する期待からリスク選好ムードが続き、前場終盤には49945.95円まで上値を伸ばし、5万円乗せにあと一歩と迫った。午後に行われた首班指名選挙で、高市総裁が首相に選出されたことで、いったん利益を確定する売りが入り、後場終盤には49127.20円とマイナスに転じる場面もあった。

東証プライム市場の騰落銘柄数は、値上がり、値下がり銘柄数は拮抗した。セクター別では、その他製品、その他金融、金属製品、精密機器など17業種が上昇。一方、非鉄金属、保険、機械、不動産など16業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>、コナミG<9766>、日東電工<6988>が堅調だった半面、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、フジクラ<5803>、ソフトバンクG<9984>が軟調だった。

高市新内閣が始動するが、高市氏は物価高騰対策や補正予算、日本維新の会との合意に基づく議席削減などの課題に直面している。金曜日に行う予定の所信表明で、「責任ある積極財政」の中身が明らかになるかもしれない。金融市場では「予算の財政赤字への影響に注目しており、バランスの取れた内容となるのかを見極める必要がありそうだ。また、24日の信越化<4063>を皮切りに主要企業の決算発表も始まる。業績動向にも投資家の関心が移っていきそうだ。

日経平均は前場終盤にかけて5万円に迫ったが、後場終盤には一時下げに転じた。値幅としては800円超の振れ幅であり、これまでの強い上昇によって値幅も大きくなりやすいだろう。大きな振れによって先物市場では仕掛け的な動きが強まる可能性もあるだろう。ただし、「高市トレード」で注目された主力大型については依然として強いトレンドを継続しており、押し目狙いのスタンスに向かわせそうである。



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2025/10/20 15:30 現在

(更新タイミング:翌営業日8時頃)

買い   894 銘柄
2,315 銘柄   売り
 
 
 
4661 OLC 買い転換
6367 ダイキン工業 買い転換
2802 味の素 買い転換
4543 テルモ 買い転換
9697 カプコン 売り転換



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